今回は《股関節の痛みを解消するポイント》についてお伝えしたいと思います。

股関節や脚の付け根の痛みにお悩みの方にとって、きっとお役に立てる内容になっているかと思います。

ぜひ参考にしてみてください。

股関節の痛みはどこにくる？

 まず《股関節の痛みをどこで感じるか？》についてお伝えしていきます。

実は、なんとなく脚が痛いと感じていても、その原因が股関節にあると気づかないことも少なくありません。

足の付け根、お尻、ももの外側に痛みを感じる場合、それは股関節が原因の可能性が高いです。

もし、この辺りに痛みを感じるのであれば股関節を疑ってみてください。

股関節の痛みを解消するマル秘ポイント

ここからは股関節の痛みを解消するために良く施術するポイントについてお伝えします。

お尻の横の筋肉

お尻の横には《中臀筋(ちゅうでんきん)》と《大腿筋膜張筋(だいたいきんまくちょうきん)》と言う筋肉があります。

この筋肉は股関節に問題があると非常に硬くなりやすく、硬くなると痛みが出現します。

また、硬くなり機能不全を起こすと股関節を支える力が低下するので関節痛も起きやすくなってしまうのです。

お尻の中の筋肉

次のポイントは《深層外旋六筋(しんそうがいせんろっきん)》という筋肉です。

これはお尻の深いところにある、

• 梨状筋
• 上双子筋
• 下双子筋
• 大腿方形筋
• 内閉鎖筋
• 外閉鎖筋

の6つの筋肉のことをさします。

股関節の痛みを起こしている場合、ここの筋肉が非常に硬くなってしまっていて、関節の動きが制限されてしまっている場合があります。

ここの柔軟性を改善し、筋力を取り戻していくことで股関節の痛みが緩和されてきます。

脚の付け根の筋肉

脚の付け根には《腸腰筋(ちょうようきん)》という筋肉があります。

股関節に痛みがある場合、腸腰筋が原因のケースも非常に多いです。

腸腰筋は本来股関節を守るためにある筋肉ですが、度重なる股関節への負担などにより、柔軟性が低下したり、機能不全になってしまい、本来の役割を果たせなくなります。

腸腰筋の柔軟性と筋力も重要ポイントの１つです。

対策

最後にお伝えするのは《股関節の痛みに対するセルフケア》です。

股関節周りの筋肉は非常に複雑に入り組んでいるため、セルフケアだけで完璧にほぐすのは難しいのが正直なところです。

しかし、少しでも痛みが和らぐように、効果的なセルフケア方法をご紹介していきます。

ボールを使ってほぐす

今回ご紹介するのは《ボールを使ってほぐす方法》です。

テニスボールや、最近ではマッサージ専用のボールも販売されているので、それらを活用します。

方法は簡単です。座った状態、または横向きになり、お尻の下にボールを置いて、身体を前後左右に動かします。

少し痛みを感じる部分や硬くなっているポイントを探しながら、ゆっくりとほぐしていきましょう。

1つのポイントにつき、2〜3分程度続けるのが理想的です。

最後に

今回は《股関節の痛みの解消ポイント》についてお伝えしてきました。

セルフケアの方法もご紹介しましたが、股関節周りの筋肉は非常に複雑なため、セルフケアだけですべての痛みを改善するのは難しいかもしれません。それでも、何もしないよりは効果が期待できます。

股関節の痛みにお悩みの方は、ぜひ試してみてください。

セルフケアの方法やご不明点がある方、または痛みがなかなか改善しない方は、お気軽に当院へご相談ください。

本日も読んでいただきありがとうございました。

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