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〇インピンジメント症候群と

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インピンジメント症候群は、肩の周りの筋肉の腱や滑液包などの組織が肩の骨に擦れたり、挟まれたりすることで起こります。

インピンジメントとは、関節内で挟まれたり擦れ合ったりすることを意味する用語です。

一般的に腕を頭より高く動かすときに痛みを引き起こします。

 

〇インピンジメント症候群の症状

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✓腕を頭上に伸ばすと痛みが出る

✓肩を押すと痛みを感じる

✓腕を背中側に回すと痛みがある(エプロンの紐を結ぶような動き)

✓安静時に痛みがある。就寝中痛みがある

✓肩を動かすと、コキコキという音が鳴る

 

インピンジメント症候群では一般的に腕を頭より高く動かしたときに肩の前面~側面に痛みが生じます。

症状が重症化すると就寝中に強い痛みを感じたり、着替えや髪をとかすような日常生活動作にも支障をきたします。

 

〇インピンジメント症候群の原因と病態

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この症状は、基本的に肩のオーバーユース(使いすぎ)によって発生します。

日常生活のお仕事や家事などで腕や肩をたくさん使う方や、野球のピッチャーや水泳選手やテニス選手など、肩より上方で腕を繰り返し動かすアスリートの方に発症することが多いです。

また、腕を伸ばした状態での転倒や交通事故などの外傷でも生じることがあります。

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インピンジメント症候群は、肩の周りの筋肉の腱や滑液包などの組織が肩の骨に擦れたり、挟まれたりすることで起こります。

 

肩関節は腕の先端にあるボール(上腕骨頭)と受け皿(関節窩)で構成されます。

腕を頭上に高く持ち上げる際は肩甲骨と上腕骨が歯車の様に共同して動くことによって可能となります。

 

上腕骨頭の上方には肩峰と呼ばれる肩甲骨の一部が存在します。

この肩峰と上腕骨頭の間には以下のような組織が存在します

 

・回旋筋腱板…肩関節の運動や安定性の向上に機能する筋肉の集まり

・肩峰下滑液包…肩関節の負担を軽減するクッションの役割を持つ組織

 

オーバーユースによる疲労や転倒・事故などの外傷の影響で肩甲骨と上腕骨の連動性が損なわれると腕を頭上に持ち上げていく途中で上腕骨頭と肩峰に上記の組織が挟み込まれるようになり炎症を起こします。

 

〇インピンジメント症候群への施術

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インピンジメント症候群は肩甲骨と上腕骨の連動性が損なわれることにより生じます。

その原因として肩関節の動きや安定性を高める作用を持つ回旋筋腱板と呼ばれる肩のインナーマッスルのアンバランスや悪姿勢による肩甲骨の可動域の低下が挙げられます。

過度に緊張を起こした筋肉に施術を行い、筋肉を柔軟にすることにより肩関節に負担のない関節可動域を獲得し痛み症状の改善を行います。

また、俗にいう猫背のような悪姿勢は肩甲骨の可動域を低下させます。肩だけではなく背骨周辺から全身の施術を行うことにより姿勢から肩関節に負担の少ない状況をつくることが重要です。

 

〇さいごに

インピンジメント症候群は肩の痛みを伴い、日常生活動作に支障をきたします。

趣味のスポーツやアウトドア活動を何週間か休まなければならない場合もあるでしょう。

しかし、早期のうちに適切な処置を行えば予後は良好な症状です。

上記の内容を読んで心当たりのある方はぜひ、当院へお問い合わせください。

 

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