今日は《肩こりからくる吐き気》をテーマにブログを書きました。
こんなお悩みはないでしょうか?
・慢性的に肩こりがひどくて吐き気が出ることもある
・毎日のデスクワークで肩こりが酷すぎる
・なんで肩がこると吐き気が起きるのか知りたい
・肩こりからくる吐き気をなんとか解消したい
こんな症状でお悩みの方はぜひ今回のブログを読み進めてみてください。
吐き気はどうして起きるのか?
吐き気を引き起こすのは《延髄》です。
延髄とは脳の根本にある脳幹と言われる場所に存在しています。
延髄に嘔吐中枢と言われる、吐き気を引き起こす場所があります。
例えば、
・喉や胃や十二指腸に刺激が入った場合(身体に悪い食べ物を食べたり飲んだりした時、容量以上に食べ過ぎた場合など)
・三半規管(耳にある平衡感覚を司る場所)に刺激が入った場合
・ストレスで自律神経が乱れた場合
などの時に、神経や化学伝達物質が延髄の嘔吐中枢を刺激して吐き気を催してしまいます。
なぜ肩こりがひどくなると吐き気がするのか?
神経や血流の影響
延髄は頭と首の境目あたりにあります。
そしてこの周りにはたくさんの筋肉・神経・血管が存在しています。
特に図にあるような、これらの筋肉が硬くなると脳に続く血管や神経に負担がかかり、延髄の嘔吐中枢を刺激してしまうことがあります。
また、悪い姿勢により頸椎の位置や動きが悪くなることで神経や血管を刺激してしまい、肩こりを悪化させることで吐き気に繋がることもあります。
ストレスの影響
精神的・身体的なストレスが自律神経を乱したり、大脳に刺激を与えることによって吐き気を催すことがあります。
明確な仕組みはまだ解明されていませんが、ストレスが自律神経や大脳皮質を介して、延髄の嘔吐中枢を刺激し、吐き気に繋がることもあります。
肩こりによる吐き気を解消するには?
首・肩を温める
基本的なことですがかなり効果が高いのが《首・肩を温める》ことです。
首・肩周りの血流をよくする事によって、脳血流の増加、自律神経の調整などの作用を期待することができ、肩こり・吐き気の改善に繋がる可能性があります。
最近ではシャワーで簡単に入浴を済ませてしまう方が多いように感じますが、時にはしっかりお風呂に肩まで浸かって全身を温めてあげてください。
首・肩の柔軟体操をする
これも基本的なことですが、吐き気が出るほどひどくなる前に、首や肩周りの柔軟体操を行い肩の周りの筋肉が凝らないようにしていくことが大切です。
最近ではヨガやピラティスも流行っていますがすごく効果的だと思います。
姿勢に注意する
いわゆる悪い姿勢は首や肩に余計な負担をかけてしまい、肩こりの症状を強く引き起こします。
ずっと良い姿勢をキープすることは難しいですが、ずっと悪い姿勢のまま固まってしまうことが非常に悪影響を及ぼすので、悪い姿勢で固まらないようにしていくことが重要です。
最後に
今回は《肩こりと吐き気》についてお伝えしました。
本当にひどい肩こり症状の場合、頭痛や吐き気、めまいなどの症状を伴う方もいらっしゃいます。
頭痛や吐き気、めまいなどの症状まで出現してくると普段の生活でも支障が出てしまいます。
今回は簡単にお伝えしてきましたが、ぜひ首・肩周りのケアをしっかり行い、症状を予防してみてください。
ご不明な点があればいつでも当院のLINEからご相談ください。
それでは今回も読んでいただきありがとうございました。