こんにちは。
整体院Oasisの篠原です(^O^)
今回は、変形性膝関節症の膝の痛みについて、少しでも理解が深まるような内容をお届けしたいと思います!
早速ですが、始めていきたいと思います!
変形性膝関節症とは?
「変形性膝関節症」という疾患をご存知でしょうか?
変形性膝関節症は、平成19年に厚生労働省が発表したデータで、全国に1000万人もの患者数ととされています。
無症状であっても、レントゲン上何らかの変形を有する人を含めると、3000万人とも言われています。
現在の日本人口は、約1億2500万人ですから、もはや避けては通れない問題なのは、一目瞭然といえるでしょう(^_^;)
ですが、そもそも変形性膝関節症とは、どんなメカニズムで生じているのか、知らない方も多いと思いますので、ここで説明していきます。
膝の痛みを理解する前に・・・
私の経験上、「軟骨がすり減って、膝の痛みが出てきた。」、というお言葉を耳にすることがあるのですが、実はこの認識は間違っています!!
まず言葉の意味ですが、みなさんが言う軟骨とは、関節軟骨のことを示します。
この関節軟骨や半月板(あとで説明します)は、関節包というものに覆われており、その関節包の中には、ヒアルロン酸を含む液が満たされています。
この液を、関節液(かつ液)と呼び、関節に動きを滑らかにしています。
骨の関節面に付く関節軟骨は、半月板と呼ばれる緩衝材のようなものと連携をとって関節自体の保護をしたり、関節の動きを適正化する役割があります。
ここまでの内容は特に覚えておく必要はないですが、言葉がわからない時に見返して見て下さい(*^^*)
ですが、一番大事なことは、それぞれの組織に痛みを感じる仕組みがあるか、ということです!!
ちなみに、関節軟骨には、痛みを感じる仕組みがありません。
ということは、「軟骨がすり減って、膝の痛みが出てきた。」という事自体が間違っています!
じゃあなんで痛みがでるのでしょうか?
膝の痛みの仕組み
先程も説明したように、関節軟骨には、痛みを感じる仕組みがありませんが、周辺の組織は痛みを感じる仕組みがあります。
つまり、変形性膝関節症の膝の痛みは、「軟骨がすり減ったから」ではなく、「軟骨がすり減った結果、周辺の組織に負担をかけてしまった」という認識が正しくなります。
膝の周辺には、たくさんの組織が存在していますが、ほとんどがこの周辺の組織が原因となって膝の痛みがでていることになります。
皆さんへ向けてメッセージ
少し聞き馴染みのない単語も出てきたかと思いますが、膝の痛みについて少しはご理解頂けたでしょうか?
いろいろ話してきましたが、結局のところ私が何を言いたいのかをさいごにお伝えしたいと思います(^O^)
膝の軟骨がすり減っているから痛みがでるのではなく、その結果として負担がかかって痛みが出ている、ということは、
負担がかからないようにすれば、膝の痛みは感じないということです!!
- 過去に軟骨がすり減っている、と言われてことのある。
- 私は、O脚(もしくはX脚)である。
といったお悩みを抱えているかたでも、膝の痛みを解消できる可能性があります!
治療方法や詳しい内容についても、今後ご紹介していきたいと思いますが、一番大事なことは、膝に負担のかからない生活を送ることです。
手っ取り早く治そうと思う方も多いですが、”今”できることとして、
- 負担のかかりにくい生活をおくる
- 体重が増えないようにする
等の生活習慣を見直すことも大事ですので、この機会に一度振り返ってみるいいかもしれません。
今回はここで終わりになりますが、膝の痛みを解消するストレッチ方法やトレーニング方法など、これからもどんどん紹介していきたいと思います。
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