こんにちは。
整体院Oasis−オアシス−の篠原です!
前回の内容に引き続き、靱帯損傷についてお話していきます!
今回ご紹介する内側側副靱帯損傷は、前十字靭帯や半月板が同時に損傷することがあります。
内側側副靱帯が損傷するとどうなるのか、その後のリハビリテーションはどんな感じなのか等をお伝えします!
内側側副靱帯損傷
内側側副靱帯とは?
内側側副靱帯とは、すねの骨の内側から太ももの骨の内側に繋がっている靱帯です。
主に、側方の動きを制御する為に働いています。
なんで損傷するのか?
前回紹介しました前十字靭帯損傷同様に、スポーツによる損傷が多いです。
内側側副靱帯は、膝の内側についていますので、膝の外側から強い衝撃を受けると、靱帯にストレスがかかり、損傷してしまいます!
靱帯を損傷するとどうなる?
内側側副靱帯を損傷してしまうと、炎症反応(熱くなったり、腫れる)がおきます。
また、体重をかけた時に、内側へ不安定さが現れます。
→この炎症反応や内側への不安定さは3つの型に分類されています。
- Ⅰ度:あまり膝の不安定さはないが、膝の内側を押すと痛い。
- Ⅱ度:膝が伸びきっている状態では不安定ではないが、膝を少し曲げた状態では不安定になる。
- Ⅲ度:膝の角度に関わらず、不安定な状態。
内側側副靱帯損傷のその後
内側側副靱帯損傷後の流れ
内側側副靱帯損傷
→診察(整形外科、X線とMRI等)
→症状に応じて手術の検討
ここで重要な点が2点あります!
①損傷の程度
Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ度のうち、損傷がその程度なのか。
②合併損傷の有無
冒頭でも説明しましたように、前十字靱帯や半月板が同時に損傷してしまうことがあります。
ちなみに、前十字靭帯+内側側副靱帯+内側半月板の損傷は、不幸の三徴と言います。
近年では、手術をしない方法(保存療法)で良好な結果が得られているとの報告もあります!
手術をするかしないかは、先生とよく相談しましょう。
内側側副靱帯損傷に対するリハビリテーション
損傷直後は、過度な関節運動は避けながら練習をしていきます。
また、装具を使用し、膝の固定をします。
痛みが徐々に減ってきたら、装具を使用した状態から関節運動を開始していきます。
基本的には、病院の先生や理学療法士の意見を聞いて行いましょう。
おわりに
最後までお読み頂き、ありがとうございます!
今回は内側側副靱帯について説明してきました!
病院でのリハビリテーションは限られており、特にスポーツ復帰を考える方は継続的にリハビリテーションを行っていく必要があります!
お悩みがご質問がありましたら是非ご相談下さい。
ご連絡お待ちしております。
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