こんにちは(^^)
整体院Oasis-オアシス-の篠原です。
今回は、膝蓋骨(膝のお皿)の脱臼について説明していきたいと思います。
・なんか違和感がある
・お皿の動きがおかしい、ぐらぐらする
・踏ん張ると膝が痛い
このように感じている方は、是非最後までご覧ください。
膝のお皿が脱臼するとは、一体どういうことでしょうか?
まずは、膝のお皿について説明をしたいと思います!
膝蓋骨(膝のお皿)
膝のお皿ってなに?
膝のお皿は、太ももの骨とすねの骨の間、ちょうど膝の真正面にある小さな骨です。
他の骨に比べて、とても小さな骨なので、一見あまり目立たない骨ですが、実は2つの大きな役割があります!
①関節の保護
②膝の力を効率よく発揮する為
小さいけど大きな働きをしている、”すごいやつ”です!
膝蓋骨(膝のお皿)の脱臼とは?
それでは実際に、膝のお皿が脱臼してしまうメカニズムについて話していきます。
このメカニズムを理解するにあたって理解して頂きたい内容があります。
先にこちらを説明していきます。
Q角
Q角とはなんでしょうか?
まずはこちらの画像をご覧ください。
こちらの画像は、右足の膝を前から見ている状態です。
真ん中についている丸い骨が膝のお皿です。
ここで示されているQ角とは、膝を伸ばす筋肉(大腿四頭筋)が働く方向と膝のお皿の下にある膝蓋腱の方向が交わる角度です。
実はこのQ角が脱臼に大きく影響しています。
いくつか脱臼する要因がありますのでこれから説明していきます。
2.膝のお皿が脱臼する理由
①Q角が大きい
Q角が大きいとはつまりX脚になっているということです。
この角度が女性の方が大きくなりやすく、男性より膝のお皿が脱臼しやすい理由です。
男性と比較して、女性の方が、骨盤が大きい為、このQ角と呼ばれる角度が大きくなります。
Q角が大きくなればなるほど、脱臼の可能性が上がります。
②筋力の低下
特に、大腿四頭筋と呼ばれる太ももの前に付いている筋肉のうち、内側広筋という内側に付いている筋肉が衰えることも原因になります。
この内側広筋は、膝のお皿を外側にいかないように、止めています。
この筋肉が衰えることでもともと外側にいきやすい膝のお皿がより外側に脱臼しやすい状況になります。
おわりに
今回は、膝蓋骨(膝のお皿)の脱臼について説明してきました。
膝のお皿の脱臼というのは、男性より女性の方が、そして内側より外側に脱臼しやすいとされています。
膝のお皿が脱臼しやすい要因を2つ紹介しましたが、実はもっとたくさんあります。
膝には細かな靭帯や筋肉がたくさんあり、お皿の骨の構造自体に問題がある場合、股関節や足首の関節が原因の場合もあります。
違和感がある方や痛みのある方は、是非一度ご相談下さい。
ご相談お待ちしております。
合わせてこちらもお読みください♪
https://athletic.work/knee-patella/
https://athletic.work/how-the-patella-moves/
膝専門整体院のオアシスにご相談ください
当院は東京都荒川区で膝の痛みを専門的に治療している整体院です。
膝の悩みを抱えた多くのお客様が来院されます。
1月31日(日)までにご連絡して頂くと
残り5名様⇒残り2名様