こんにちは(^ ^)
東京都荒川区の肩専門院『整体院Oasis』院長の笠井です。
今回は『肩こり×食事』についてブログを書きました。
《肩こりになりやすい食事》
《肩こりになりにくい食事》
この2つには明確な違いがあります。
普段何気なく口にしている食べ物が実は肩こりにつながっていることがあります。
ぜひ今回のブログを参考にしていただけると嬉しいです。
肩こりと食事は大きな関係性があります
先日、慢性的な肩こりのお客様がいらっしゃいました。
普段のお仕事もデスクワークでずっとパソコンに向かってお仕事をされていることが多いそうです。
確かに長時間のパソコンやデスクワークをしていると首・肩には大きな負担がかかります。
ですが、今回の場合、原因はそれだけでは改善しなさそうでした。
というのも、定期的に当院での施術は行っており、身体の状態もかなり動きが良くなっているにも関わらず肩こりが取りきれないというのは何か他の原因があるようです。
よくよく聞いていくと、今回の場合『食事』にあるようでした。
食生活の乱れは自律神経を乱す!?
皆様は『自律神経』という言葉を1度は聞いたことがあるかと思います。
自律神経は実に数多くの内臓に関わる重要な神経で、心臓・肺・胃腸・肝臓・膀胱・唾液腺・内分泌腺・汗腺・瞳孔・血管などに存在しています。
自律神経は交感神経と副交感神経の2種類があります。この2つの神経は身体の内と外の状況に応じてアクセルとブレーキの役目を交代して働きます。
例えば、心臓の心拍数は交感神経が活発になると増えますが、胃腸を活発に働かせるのは副交感神経です。このように交感神経と副交感神経は、協調しながら多くの臓器をきめ細やかに調節しています。
少し難しい図ですいません。
また、別の観点からすごく簡単にお伝えすると、
『交感神経は動くために働く』
『副交感神経は休むために働く』
という2つの役割に分かれるのです。
乱れた食生活は内臓に負担をかける
過度の暴飲暴食や偏った食事は内臓にものすごく負担をかけます。
内臓に負担がかかると、自律神経に負担がかかり、神経疲労を起こし、バランスを大きく崩します。
自律神経への負担は背中の筋肉をこわばらせる

Back pains
自律神経は背骨に沿って存在しています。
それゆえに自律神経の疲労は、すぐに背中の筋肉に影響してしまうのです。
例えば、仕事も忙しく、睡眠も取れていない、食生活も乱れている人は確実と言っていい良いほど背中がガチガチに固まっています。
これは自律神経の乱れによる症状です。
背中の筋肉は首や肩とつながっているのでガチガチに固まってしまうと連動して首・肩に負担をかけることになってしまうのです。
内臓への負担は自律神経に負担をかけ、最終的に肩こりへ
ちょっと遠回りにお話ししてしまいましたが、食生活の乱れによって内臓へ負担をかけると、自律神経に負担をかけることになり、最終的には肩こりにつながってしまうのです。
《食べ物》と《肩こり》なんて関係なさそうに思いますが、実は経験上かなり深い関係にあるのです。
次に、どんな食生活が悪いかについてお伝えしていきます。
肩こりに悪い食生活とは?
ここからは実際にどんな食生活が悪いかについてお伝えしていきます。
これらのことに注意するだけでも徐々に身体は変化していきます。
カフェインの摂りすぎは肩こりになる!?
まず始めにお伝えしたいのは《カフェイン》についてです。
普段お仕事をされている方であれば、仕事の眠気を覚ますためや集中力を上げるためにコーヒーやお茶、エナジードリンクを飲むことがあるのではないかと思います。
確かに、カフェインによって身体は戦闘モードに入るので目は覚めて、集中力がアップしたりもします。
ですが、カフェインは身体に必要以上のアクセルを踏ませることになり、交感神経にかなり強い刺激が入ります。
通常よりもエンジンをふかして走っている車と同じ状態になるのです。
そうすれば車に負担がかかるのと同じように、我々人間の身体にも大きな負担をかけることになるのです。
交感神経が強く働くともちろん反動で背中の筋肉はガチガチになってしまいます。
仕事のためにと思って飲んだコーヒーやエナジードリンクは実は肩こりを助長する可能性があるのです。
深夜の食事は最悪の肩こりの原因!?

Man eating cup Chinese noodles on desk
次は《深夜の食事》についてです。
夜中(特に22時以降)の食事は自律神経にかなりの負担をかけます。
人間は眠る際に身体も内臓も脳みそも休ませます。
しかし、寝る前に食事を摂ってしまうと、眠っている間も内臓や自律神経は働き続けなければならなくなってしまうのです。
それが炭水化物やお肉、油たっぷりの食事だったらもう最悪です。
きっと朝起きた時にはどろっと身体が重たく、朝も眠たく、下手をすれば頭痛・肩こりなどに繋がります。
寝る前の食事は摂らない方が賢明でしょう。
炭水化物、お肉、油ものばっかりの食事はNG!
もう一般的に耳にタコができるほど言われているかもしれませんが、やっぱり大切なのでここでもお伝えします。
炭水化物、お肉、油ものばかりの食事は内臓にかなり負担をかけます。
同時に自律神経にも負担をかけることになるので肩こりや頭痛の原因になりやすいです。
肩こり・頭痛を改善する食事術
腸内環境が大切!
まず前提としてお伝えしたいことは《腸内環境》についてです。
最近ではよく耳にする言葉かもしれませんが、腸は非常に重要な臓器です。
というのも、人間がお母さんのおなかの中で育っていくにあたり、まず腸から順番に出来上がっていくのです。
腸から色々な臓器が分化していくので、構造上重要な臓器だと言えます。
腸内環境をいい状態に保つことで、自律神経を含め身体全体の調子を良い状態に保つことができます。
腸内環境は食事や生活習慣に大きく左右されるので、ぜひ自分のお腹を大切にしてください。
腸内環境に良い野菜とお魚
鉄板ですが、《野菜》と《魚》をしっかり摂るのが非常に重要です。
野菜にはたくさんの食物繊維が含まれており、善玉菌の重要なエサになるのでたくさん摂ると良いです。
魚については、良質なタンパク質とオメガ3系の脂質を摂ることができるのでこれもオススメです。
また、肩こりを改善するには血流を改善することが重要です。血流改善の効果が期待できる栄養素としては、ビタミンEやクエン酸、タンパク質、DHAやEPAなどがあります。
例えば、さんま、さば、いわし、あじ、かつおなどの青魚には、良質のタンパク質やDHA、EPAが豊富です。缶詰などでも食事に取り入れてみるとよいかもしれません。
発酵食品を腸にぶち込もう!
次にオススメなのが《発酵食品》です。
例えば、納豆・キムチ・ヨーグルトなどのことです。
発酵食品には乳酸菌やビフィズス菌などたくさんの善玉菌が含まれています。
これをたくさん食べることで腸内環境はよくなります。
そうすると神経のバランスも整い、身体の調子をスッキリさせることができます。
最後に
いかがでしたでしょうか。
今回は肩こりや頭痛を引き起こす食事についてお伝えしました。
柔軟をやったり、筋トレをしたり、姿勢に気をつけても改善しない肩こりは食事面からの見直しも必要ではないでしょうか。
今回の記事が皆様のお役に立てれば嬉しいです。
整体院Oasis
院長
笠井将也
五十肩・四十肩の痛みでお困りの方へ
当院は荒川区五十肩・四十肩を専門的に治療している整体院です。
当院が全国でも発売されている健康雑誌に掲載されました!
4月15日(木)までのご予約限定5名様⇒3名様