今回は『ストレートネックによる肩こり』についてのお役立ち症状をお伝えしたいと思います。
現代では、スマホやパソコンを長時間使用することが多くなったこともあり、ストレートネックの状態で、肩こりや頭痛でお悩みの方は非常に多いです。
ストレートネックだと本当に肩こりや頭痛は改善しないのでしょうか?
いえ、これがなんとかなるんです!
このページでは、ストレートネックでも肩こりを改善する方法についてお伝えしていきますので是非読み進めてみてください。
ストレートネックとは?
頸椎(首の骨)は全部で7つつながっていますが、本来この7つは湾曲を描きながら連結されています。
ストレートネックとは、日常生活での姿勢や首の使い方によって、その湾曲がなくなり、頸椎が真っ直ぐにつながっている状態のことをいいます。
なんで首がストレートだと肩が凝るのか?
そもそも論の話なのですが、なぜ頸椎が真っ直ぐだと肩が凝りやすくなってしまうのか?
ストレートではダメなの?
という疑問をもたれる方も多いかと思いますので、このポイントについてお話ししていきます。
頸椎だけでなく、背骨は全体的に湾曲しています。
この湾曲があることにより、重力や地面からの反発力をバネのように緩和し、身体にかかった負担を分散して逃すことができます。
しかし、この背骨の湾曲がないと、ダイレクトに背骨に重力や衝撃が加わるため、周りの筋肉がそれを支えるためにかなり緊張した状態になってしまうのです。
ストレートネックになる原因は?
ストレートネックになる原因は普段の姿勢によるところが多い印象です。
特に、デスクワークなどで背中が丸くなり、画面を覗き込むように顔を前方に突き出し、アゴも上がってしまっている。
この姿勢をずっと続けていると頸椎も真っ直ぐになってしまいます。
最近ではスマホも普及してきているのでさらにストレートネックになりやすいです。
ストレートネックで凝りやすい筋肉は?
ストレートネックで、背中も丸まってしまった姿勢の場合、いくつか硬くなりやすいポイントが出てきます。
それが、
①首と頭のつなぎ目の筋肉
②首の前の筋肉
③首から背中にかけての筋肉
の3つのポイントが重要になります。
このあたりが非常に肩こりにつながりやすく、頭痛も引き起こしてしまったりします。
毎日たった3分やるだけでストレートネックによる肩こりを改善するセルフエクササイズ
最後にストレートネックによる肩こりを改善するためのセルフエクササイズをご紹介します。
たった1つのエクササイズを毎日たった3分間やるだけでかなり改善するのでぜひチャレンジしてみてください。
胸を張って二重アゴをつくろう!
今回ご紹介するのが《ロウイング》というエクササイズです。
◎STEP1 腕を前に突き出し、背中を丸めて伸ばす
◎STEP2 腕をひき、肩甲骨を寄せてアゴをひく。この時に二重顎をつくるようなイメージで首を縮めていきます。この運動により、頭と首の付け根を伸ばすことができます。
このエクササイズを毎日3分行うだけで肩こりや頭痛は緩和されてきます。
地道な運動ですが、ぜひ継続してみてください。
最後に
いかがでしたでしょうか。
今回は『ストレートネックによる肩こりを改善する方法』についてお伝えしました。
冒頭にご紹介したお客様も、現在4回目の施術を行っていますが、30年以上続いていた肩こりが8割程度まで改善し、日常生活もかなり楽になったと嬉しい言葉を頂きました。
ストレートネックだからと言って肩こりや頭痛が治らないわけではありません。
しっかり必要な対処をすれば症状は緩和することができます。
ストレートネックによる肩こりや頭痛でお悩みの方はぜひ一度ご相談ください。
それでは今回も読んでいただきありがとうございました。