今回は膝の痛みを予防するストレッチについて話していきます。
膝の痛みを生じる原因はたくさんあり、その全てを予防できるとは限りません。
ですが、一般的に、柔軟性のある身体は怪我をしにくいと言われています。
膝の痛みを予防できるように、少しでも日頃のケアに役立てて下されば嬉しいです。
なぜ柔軟性が必要なの?
まずは、なぜ柔軟性が必要なのか考えてみましょう。
簡潔にお伝えすると、筋肉の柔軟性が欠如していると、関節の動きを制限してしまいます。
こちらの画像をご覧下さい。
肘を曲げる時に使う、上腕二頭筋という筋肉です。
この上腕二頭筋が硬くなり、柔軟性を失ってしまうと、肘が完全に伸び切らなくなってしまいます。
結果として、関節に痛みを生じることがあります。
膝の痛みを予防するストレッチ
ここからが本題です。
ストレッチをすることで、筋肉の柔軟性を獲得し、関節に痛みを生じないようになります。
全てを網羅できるものではありませんが、ここでは特に硬くなりやすい部分を伸ばすストレッチ方法を3つ紹介していきます。
①ハムストリングス(もも裏)
これは太ももの裏側につく筋肉です。
一度は耳にしたことがある筋肉かもしれません。
この筋肉は、日常生活においても使用頻度が凄く高い筋肉で、膝の裏側が痛む方や内側が痛む方は、柔軟性が失われていることが多いです。
このようなストレッチがオススメです。
つま先に手が届かなくても大丈夫なので、ゆっくり少しずつ伸ばしていきましょう。
②ふくらはぎ
ふくらはぎの筋肉は、下腿三頭筋といい、腓腹筋(ひふくきん)とヒラメ筋で構成されます。
こちらも①同様に、膝の内側や裏側が痛む方は重要です。
いわゆるアキレス腱伸ばしのストレッチが非常に有効なのでぜひやってみてください。
③大腿筋膜張筋(ももの外側)
太ももの外側についている筋肉です。
この筋肉は、膝が曲がる際に、適度に緩むことで、適切な動きを引き出しています。
膝の動きと密接に関係しており、硬くならないように気をつける必要があります。
特に変形性膝関節症やO脚などで、脚の形がO脚気味の方は特に硬くなりやすいです。
このストレッチを実践してみて下さい。
画像のようにテニスボールを使用するとより効果的です!!
おわりに
今回は、膝の痛みを予防するストレッチということで、3つのストレッチ方法について説明を行ってきました。
頻度は毎日、秒数は10秒〜20秒、セット数は1日10セット程度実践できると理想的です。
ですが、実際にやってみると結構時間がかかってしまいます。
できる範囲で実践してみてください。
すでに膝の痛みがある方も是非実践し、これ以上痛みが強くならないように、予防に努めていきましょう。
それでは今回も読んでいただきありがとうございました。
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