腰を反ると痛い！それは「腰椎すべり症」かも

「腰椎すべり症」とは

腰椎すべり症とはその名の通り、5つある腰の背骨（腰椎）のいずれかが前方にすべるようにずれてしまう症状です。

主な症状としては背骨の中を通る神経が圧迫されて腰やお尻、足の痛み、痺れなどが起きます。

腰椎すべり症には種類があり、スポーツを行う若年層に多く発症する、腰椎の疲労骨折に伴い起こる「腰椎分離すべり症」と中・高齢者に多い腰椎の変形に伴い起こる「腰椎変性すべり症」があります。

重度の骨の変形を伴う場合は手術を勧められることもあります。

腰椎すべり症の症状として

□腰の痛みで立ち上がりや寝起きがつらい

□おしりや足の痛み・痺れで歩くのがつらい

□長距離を歩くとお尻や足に痛み・痺れが出てつらい。

□長時間同じ姿勢でいると腰がすごく辛くなる

□腰を反ったり捻ったりすると痛みが増す

などがあり、長時間の同一姿勢によるデスクワークや料理、洗濯などの家事を行っている方には非常に辛い症状です。

その一方、レントゲンやMRI上、腰椎すべり症が発覚しても自覚症状が出ない方もいます。

腰椎すべり症では腰椎が前側にずれることによって背骨の中が狭くなり、背骨の中を通る神経が圧迫されて腰やお尻、足の痛み・痺れ等の症状が出ます。

若年層ではスポーツ競技による腰を反る、捻る等の動きの反復による疲労・負担の蓄積が原因となり、腰椎の疲労骨折（腰椎分離症）に続発して発症するケースが多いです。

若年以降も長時間の家事やデスクワークなどの姿勢による疲労・負担の蓄積、高齢になると加齢による骨の弱化、変形が伴い生じます。

腰椎すべり症では背骨の中で神経が障害されて痛みが出る場合と、背骨の外で神経や筋肉が障害されて痛みが出る場合があります。

重度な腰椎の変形を伴ったり、背骨の中で神経が障害されて痛みが出ている場合はお医者様による投薬、手術、リハビリが適用となる一方、背骨の外で神経や筋肉が障害されて痛みが出ている例もかなり多く、当院では腰椎すべり症と診断された多くの患者様の症状が改善しています。

腰椎すべり症は5つある腰椎のうち、４番目、５番目あたりに発症しやすいと言われています。

腰椎すべり症を発症した患部の上下に位置する腰椎や骨盤周辺の筋肉・関節は前方にすべってしまっている患部をサポートする為に必要以上に硬くなってしまい腰全体の筋力バランスが低下します。

当院ではその患部の上下に位置する腰椎や骨盤周辺にある硬く緊張した筋肉・関節を施術し柔軟性を上げることで常に患部をサポートしやすい状態をつくり、痛みや負担・ストレスのない身体づくりを目指していきます。

いかがだったでしょうか？

腰椎すべり症の一般的な処置としてはコルセットを使用して固定をしたり、湿布や痛み止めを処方して安静を指示されたりしますがそれは根本的な症状の解決には至りません。

当院では「腰椎すべり症」と診断された多くの患者様の症状が改善しています。

病院で「腰椎すべり症」と診断された方、「年だから仕方がない」と言われて半ば諦めている、という方はぜひ当院へお問い合わせください。