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母指CM関節症とは
母指CM関節とは、親指の付け根にある関節で、親指と手首の間に位置します。
親指は他の指と比べて関節の動作が大きく、物を置いたりつまんだりする動作など、日常生活に欠かせない重要な役割を果たしています。
そのため負担がかかりやすく、加齢や使いすぎによって軟骨がすり減り、痛みや変形が起こります。この状態を母指CM関節症と呼びます。
主な症状は、物を握る、つまむなどの動作時に、親指の付け根に痛みが生じます。
関節に炎症が生じると、親指の付け根が腫れたり、熱を持ったりすることがあります。
また症状が進行すると、親指の付け根が反るようなスワンネック変形や、関節が外れかかる亜脱臼が起きます。
以下の動作がつらくなることがあります。
- ビンやペットボトルの蓋を開ける
- タオルや雑巾を絞る
- ホチキスなど、親指に力を入れる動作
- ボタンをかける
- ドアノブを回す
母指CM関節症の原因について
主な原因として、加齢や使いすぎによって関節の軟骨がすり減ることが挙げられます。
母指CM関節は可動範囲が大きく、日常生活のさまざまな動作を可能にしていますが、その分負担がかかりやすい関節でもあります。
また、更年期以降の女性に多く見られることから、女性ホルモンの低下が関与していることが考えられます。
整体oasisのアプローチ
症状を改善するためには、原因を特定することが必要です。その原因を探るために、当院ではカウンセリングと検査に力を入れています。的確に原因を特定し、筋肉、骨格、神経、習慣、栄養、運動と包括的にアプローチします。
当院では母指CM関節症に対して、以下の施術を行うことで根本的な改善をしていきます。
整体oasisの専門的アプローチ
硬くなった手や腕など、上肢や背骨の筋肉（筋膜）への施術
筋肉を包んでいる筋膜は、関節を包んでいる袋と直接繋がっており、母指CM関節に繋がる上肢や背骨からの筋膜に硬さや滑走不全があると、痛みの原因となります。
そのため、痛みの原因となる上肢や背骨の筋肉(筋膜)に対して専門的な施術を行い、症状の改善を図ります。
手首の関節への施術
手首の関節の動きが固くなると、CM関節にかかる負担が増加します。
そのため、固くなった手首の関節の動きを改善させる施術を行うことで、症状の緩和を目指します。
生活習慣のアドバイスなど
日常生活の中で関節に負担のかかる生活習慣や、ホルモンバランスが乱れるような習慣がないかを確認し、適切な生活のアドバイスを行います。これにより、症状の根本的な改善をサポートします。
年のせいだから当たり前と思っている親指の付け根の痛みが、放っておくと関節が変形したり、日常生活に支障が出ることもあります。
軟骨がすり減り、変形してしまった関節は元に戻すことはできません。
早めに適切に対処することで、痛みの改善は可能です。
どこに行っても治らなかった母指CM関節症でお困りの方は、ぜひ一度ご相談ください