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菱形筋の正しい知識とケア|姿勢改善・肩こり解消のための完全ガイド

菱形筋とは? 基礎解剖から役割まで

大菱形筋と小菱形筋の特徴
菱形筋とは、肩甲骨の内側に沿って大菱形筋と小菱形筋という2つの筋肉が存在します。小菱形筋は首の下から肩甲骨にかけてついており、大菱形筋はその下に広がる形で胸椎から肩甲骨へとつながっています。それぞれの筋肉は背部神経によって支配され、肩甲骨を背骨側に引き寄せる作用があります。つまり、背筋を伸ばした姿勢を支えるうえで欠かせない存在と考えられます。
インナーマッスルとしての役割
菱形筋は表層ではなく、僧帽筋の下に隠れるように位置しているため、いわゆるインナーマッスルのひとつに数えられます。肩甲骨を安定させる土台のような働きを担っているため、ここが弱くなったり硬くなったりすると肩こりや巻き肩といった不調につながります。当院でも、肩の動きが制限されている方や猫背でお悩みの方を検査すると、菱形筋の柔軟性や筋力の低下が確認されるケースが少なくありません。
当院独自の検査と施術の視点
当院では、菱形筋そのものだけでなく、周囲の筋肉や神経のバランスを合わせて確認することを大切にしています。具体的には肩甲骨の可動域検査、背中から首にかけての緊張度合いの触診、さらに姿勢写真で体全体のバランスを見ていきます。施術では一方的に押したり揉んだりするのではなく、体の反応を確認しながら深層筋にアプローチし、呼吸を使ったリリース法も取り入れています。その結果、肩の動きや姿勢がラクになる方も多いと感じています。
セルフケアのヒント
ご自宅では、肩甲骨を寄せるような軽い運動や、壁を使ったストレッチが有効です。当院ではセルフケアの指導も行っており、日常生活に無理なく取り入れられる方法を提案しています。例えば「デスクワークの合間に3回深呼吸をしながら肩甲骨を寄せる」だけでも、菱形筋にやさしい刺激が入ります。ちょっとした習慣の積み重ねが、体の安定感につながっていくと考えています。
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菱形筋が硬くなるとどうなる? 肩こり・姿勢への影響

肩こりとの関係
「肩こりがなかなか楽にならない」という方に共通して見られるのが、菱形筋のこわばりです。肩甲骨を背骨側に引き寄せる働きが低下すると、肩甲骨の安定性が失われやすくなります。その結果、肩や首まわりの筋肉が過度に緊張し、慢性的な肩こりや背中の重だるさを感じる方が多いようです。
姿勢の乱れとのつながり
長時間のデスクワークやスマホ操作では、前傾姿勢が続きやすくなります。この状態では菱形筋が伸ばされて弱まり、逆に胸まわりの筋肉が縮んで硬くなると考えられます。これがいわゆる「巻き肩」や「猫背」に発展しやすい要因のひとつです。見た目の印象だけでなく、呼吸が浅くなる・集中力が落ちるといった影響もあるとされています。
当院での検査・施術の視点
当院では肩甲骨の可動域や背骨の動き、さらには呼吸の深さまでチェックします。菱形筋だけを狙ってほぐすのではなく、前鋸筋や僧帽筋など周囲とのバランスを見ながら施術を行うことを重視しています。さらに、施術後に「肩甲骨を寄せる感覚」をつかんでもらえるようなセルフエクササイズも指導しています。日常生活で少しずつ意識できることで、姿勢の安定感につながっていくと考えています。
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セルフチェック&評価法:触診・MMTの基本

菱形筋の状態を確認するポイント
「自分の菱形筋がうまく働いているか知りたい」という方には、簡単な目安として、肩甲骨を背骨側にしっかり寄せられるかどうかがひとつのチェックになります。例えば、姿勢を正して両腕を後ろに引いたときに、左右の肩甲骨がスムーズに近づくかどうかを観察してみると状態がわかりやすいです。
触診で確認できること
専門家による触診では、肩甲骨の内側に沿って張り感や硬さを確認することが多いです。当院でも、肩甲骨の可動域や背中全体の緊張を触診で確認し、動きの制限があるかどうかを見極めています。菱形筋そのものだけでなく、僧帽筋や前鋸筋など周囲の筋肉とのバランスが崩れていないかを評価することが大切だと考えています。
MMT(徒手筋力検査)の視点
理学療法でも用いられるMMT(徒手筋力検査)では、肩甲骨を背骨側へ引く動きをどの程度の力で行えるかを評価します。力が弱い場合には、菱形筋が働きにくくなっている可能性があります。当院ではこの検査を取り入れ、施術やセルフケア指導の参考にしています。
当院の施術とセルフケア
検査で硬さや筋力低下が見つかった場合には、呼吸を利用したリリース法や肩甲骨の動きを誘導する手技を行います。さらにご自宅では「壁に背をつけて肩甲骨を軽く寄せる」ような簡単な運動をおすすめしています。セルフケアと施術を組み合わせることで、体のバランス改善につながると考えています。
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自宅でできるストレッチ&簡単エクササイズ

肩甲骨まわりをほぐすストレッチ
菱形筋をやわらかく保つには、肩甲骨を大きく動かすことが効果的です。例えば、椅子に座ったまま両腕を前に伸ばして背中を丸め、肩甲骨の内側を広げるようにするストレッチはシンプルで取り入れやすい方法です。呼吸を合わせながら行うことで、背中全体の緊張も和らぎやすくなります。
菱形筋を鍛えるエクササイズ
筋肉が弱まっている場合には、軽めのトレーニングも役立ちます。タオルを両手で持ち、胸の高さで引っ張りながら肩甲骨を寄せる運動は、負担をかけすぎずに菱形筋を刺激できるとされています。こうした自重を使った動きは、日常生活の合間に数分でも続けやすいのが特徴です。
当院が伝えている工夫
当院では、ストレッチやエクササイズを無理なく習慣にしていただけるよう、生活動作に組み込みやすい形で提案しています。たとえば「歯磨きのときに肩甲骨を意識する」など、小さな動作とリンクさせると継続がしやすいようです。こうした工夫を積み重ねることで、体全体のバランス改善にもつながると考えています。
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臨床・トレーニングアプローチ

臨床での視点
理学療法や整体の現場では、菱形筋の状態を評価するとき、単に硬い・弱いといった表面的な特徴だけではなく、周囲との連動を重視します。特に僧帽筋や前鋸筋といった肩甲骨を動かす筋肉との関係を見ながら施術を進めることがあります。当院でも、肩甲骨が正しく動くかどうかを体全体の動作と合わせて確認し、施術の方針を組み立てています。
トレーニングの工夫
菱形筋の強化には、重たい器具を使わなくてもできる運動が多くあります。例えばセラバンドを利用した肩甲骨の引き寄せ運動や、うつ伏せで両腕を軽く上げて肩甲骨を寄せるエクササイズなどが挙げられます。これらは比較的負担が少なく、日常のちょっとした時間でも取り組みやすいとされています。
当院のアプローチ
当院では施術後にセルフトレーニングを提案することが多く、特に「正しいフォーム」を身につけることを大切にしています。筋肉が正しく働けば、姿勢の安定や肩こりの軽減につながると考えています。また、呼吸を合わせて動かすよう指導することで、体幹や他の筋肉との連動も自然に高められるよう工夫しています。
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お悩みの方は、荒川区・文京区 整体oasisへ
なぜ当院で改善できるのか? その理由は、当院のアプローチ方法にあります。
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この記事を書いた人

笠井 将也
荒川区・文京区にある整体oasis(オアシス)では、初めてのお客様に、当院にお身体をあずけられるか判断していただくため、初回のお試し価格をご用意しています。
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