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腕が痛い・肘から上がつらい原因とは?考えられる症状と自宅ケア・受診目安を徹底解説
目次
腕が「肘から上だけ」痛むのはなぜ?考えられる原因と特徴

肩〜上腕の痛みが出やすい背景(使いすぎ・姿勢・神経・筋膜の影響)
「最近、肘から上がズーンと重だるいんです…」
当院でも、こんなご相談をいただく事が少なくありません。肩そのものではなく、上腕にだけ痛みが出る場合は、日常生活の“クセ”が関係していることがあります。
例えば、デスクワークやスマホ操作の時間が長くなると、肩が内巻きになりやすく、上腕の筋肉(上腕二頭筋・三頭筋)が常に引っ張られる状態になりやすいです。また、荷物を同じ手で持ち続ける、片側に体重をかける習慣、運動不足による肩甲骨の硬さも、上腕の筋膜ストレスにつながると考えられます。
当院では、まず体全体のバランスを確認し、どこに負荷がかかっているのかを触診(検査)で見ていきます。筋肉の硬さだけでなく、神経の働きや肩甲骨の動き、姿勢のクセもあわせて評価し、痛みを引き起こしている要因を整理していきます。
“肩ではなく上腕に痛みが出るケース”の特徴
「肩は動くのに、腕を上げると痛い…」
こうしたケースでは、肩関節の動きに対して筋肉がサポートしづらくなっている事が多いです。肩周囲の筋肉がうまく働かず、代わりに上腕の筋肉ばかり使ってしまう事が原因になるケースが考えられます。
当院では、上腕だけを揉むのではなく、肩甲骨の可動性を引き出す施術や、姿勢を整えるためのエクササイズを取り入れ、再び負担が偏らない体づくりをサポートしています。
痛み方別の傾向(ズキズキ/じんわり重だるい/動かすと鋭い など)
痛み方によっても、背景は少し変わってきます。
| 痛みの種類 | 傾向として考えられること |
|---|---|
| ズキズキする痛み | 炎症反応が出ている可能性 |
| じんわり重だるい | 姿勢のクセや筋疲労の蓄積 |
| 動かすと鋭い痛み | 動作時の筋肉・腱の負担が強い |
「重だるいだけだから大丈夫」と思って放置すると、肩や首にも広がる場合があるため、早めにケアを始める事がポイントです。
当院では、ご自宅でも取り入れられるやさしいセルフケアもお伝えしています。負担が少なく、続けやすい内容を中心にお伝えしています。
部位別・タイプ別で分かる主な症状と原因の見分け方

前側の痛み(上腕二頭筋腱への負担・使いすぎ・猫背の影響)
「デスクワークが続くと、肘から上の前側がズーンと痛くなるんです…」
当院でもよく伺うお悩みのひとつです。特に肘から上の前側に違和感が出る場合、上腕二頭筋に負担がかかっている可能性があります。同じ姿勢が続くと猫背になり、肩が内巻きになりやすく、その状態が前側の筋肉に負担をかける事が多いです。
施術では、まず肩と肘の動きを触診し、力が入りやすいポイントや筋膜の張りを確認します。加えて、肩甲骨がスムーズに動くようにアプローチする事で、前側への負担が分散されやすくなります。
外側の痛み(上腕外側の筋疲労・腕橈骨筋の緊張)
「マウス操作が多い日ほど、外側がツーンと張る感じがします…」
特にPC作業や荷物を片側で持つ習慣がある方に多い印象です。肘から上の外側には腕橈骨筋があり、手首の使いすぎとも関係しやすいとされています。
当院では、腕だけでなく前腕の状態も確認し、負担がかかる動作のクセを一緒に整理していきます。
後ろ側の痛み(上腕三頭筋の負担・肩甲骨の動き不足)
「後ろ側が引っ張られるような痛さがあるんですよね…」
後ろ側は上腕三頭筋に負担がかかっている事が多く、肩甲骨まわりが硬くなると腕で無理に支えやすくなってしまいます。デスクワークの女性に多いタイプです。
施術では、肩甲骨が滑らかに動くように整え、腕に頼りすぎない体づくりをサポートしています。
しびれを伴う痛み(首・神経由来の可能性)
「痛みだけじゃなくて、じんわりしびれる感じもあるんです…」
この場合は腕そのものより、首や神経の影響が関係する事があります。胸郭出口症候群や頚椎まわりの緊張が背景にあるケースも考えられます。
簡易セルフチェック
以下に当てはまるものはありますか?
- 前側が痛む → パソコン姿勢で猫背になっていないか確認
- 外側が張る → マウス操作や片手負担が多い日が続いていないか
- 後ろ側が痛む → 肩甲骨が背中に張り付いた感覚がある
- しびれあり → 首をすくめる姿勢が続いていないか
1つでも思い当たる場合、早めのケアが大切になります。
自宅でできる対処法・セルフケア(初心者でも簡単)

すぐできる応急ケア(冷やす・温めるの使い分け)
「肘から上が気になって、まず何をしたら良いですか?」
カウンセリングでよくいただくご質問です。
痛みが出始めた“直後”は、炎症が起きている場合があるため、冷やす事で負担を落ち着かせることが良いでしょう。逆に、重だるさやコリ感が続く時は、温めると血流が巡りやすく、筋肉がゆるみやすくなります。
「今日は冷やす日」「今日は温める日」と決めすぎず、腕の状態を確認しながら選ぶ事が大切です。
上腕の張りを軽くするストレッチ&ほぐし
「家でもできる簡単なケアってありますか?」
当院ではまず、力が入りやすい筋肉をゆるめる事からおすすめしています。
- 肘を軽く曲げ、反対の手で二の腕を包むようにゆっくり呼吸しながらほぐす
- 壁に手を当て、胸を開きながら上腕の前側を伸ばす
- 肩に手を乗せ、肘を大きく回して肩〜上腕の連動を促す
無理なく続ける事がコツです。
姿勢改善&肩の可動域UPエクササイズ
デスクワークの方の場合、姿勢のクセが負担につながることが多いです。
当院では、肩甲骨がスムーズに動くように整える施術を行っていますが、自宅でも簡単に意識できます。
- 耳と肩の距離を少し離すイメージで深呼吸
- 肩甲骨を後ろへスーッと寄せて下げる練習
- スマホを見る時は顔を前に出しすぎない
短い時間でも習慣にすると体が楽になりやすいです。
日常で負担を減らすコツ
「気をつけた方が良い生活習慣ってありますか?」
ともよく聞かれます。以下のような、小さな積み重ねが変化につながりやすいです。
- バッグを同じ側ばかりで持たない
- スマホは目の高さに近づける
- 長時間座る時は1時間に1回肩を回す
当院では、来院時に普段の姿勢やクセも確認し、再発しづらい体づくりをサポートしています。
早めに来院すべきサイン|放置してはいけないケース

腕が上がらない・夜間痛がある・しびれが続く場合
「腕が痛い、肘から上の違和感、もう少し様子を見ても大丈夫かな…?」
こんなふうに迷われる方も多いですが、次のようなサインが出ている場合は、早めの相談が安心です。
- 腕が上がりづらい、服を着る動作がつらい
- 夜寝ている時にズキッと痛みが出て目が覚める
- しびれや重だるさが数日続く
特に“夜間痛”は、筋肉の張りだけではなく、関節や神経の負担が関係する事もあります。当院では、まず触診で力が入りにくい箇所や動かしづらさを細かくチェックし、痛みの背景を整理するところから行っています。放置したまま負荷が蓄積すると、肩や首まで広がる方もいらっしゃるので、我慢しすぎない事が大切です。
どこに来院すべき?(整形外科・整体の使い分け)
「整形外科と整体、どっちに行けばいいか迷ってしまって…」
とご相談をいただく事があります。
一般的には、
- 強い痛みが突然出た場合
- 手や腕のしびれが強い場合
- 動かすと激痛が走る場合
こういった時は、レントゲンなどの画像検査が行える整形外科に相談されることをおすすめしています。
一方、
「デスクワーク続きで負担が抜けない」
「姿勢が原因かもしれない」
「根本から体の使い方を整えたい」
という場合は、体のバランスを整える施術ができる整体がおすすめです。
検査と施術の流れ(レントゲン・エコー・リハビリなど)
病院では、状況によってレントゲンやエコーなどで状態を確認し、必要に応じてリハビリや運動指導が行われる場合があります。
当院では、画像検査は行わず、触診による動きの評価や姿勢・筋膜・関節のバランス確認を行い、負担がかかっている原因を一緒に整理します。その上で、筋肉や関節に優しい施術で整え、自宅で続けられるセルフケアもお伝えしています。
「もっと早く相談すれば良かった」とお話される方も多いため、気になるサインがあれば、早めの相談が安心につながります。
再発を防ぐ生活習慣と予防法

デスクワーク中の腕の負担を軽くする姿勢
「腕が痛い、肘から上の不調って、繰り返しやすいんですか?」
当院でもよくいただく質問ですが、日常の姿勢を整える事が再発予防につながりやすいと考えています。
特にデスクワーク中は、肩がすくんだ姿勢や、肘が浮いた状態が続くと上腕に負担がかかりやすくなります。
まずは、キーボードやマウスの位置を体に近づけ、肘が自然に体の脇へ寄る高さに整えるところから始めてみてください。肩の力を抜き、背中が丸まり過ぎない位置に調整する事で、腕への負担が軽くなる方が多いです。
肩甲骨を動かす3分ルーティン
「仕事中でもできるケアってありますか?」
と尋ねられる事が多いのですが、肩甲骨を少し動かすだけでも腕の負担が軽減しやすいです。
当院でもお伝えしている簡単ルーティンをご紹介します。
- 肩をすくめてストンと落とす ×3回
- 肩甲骨を後ろに寄せるように深呼吸 ×3回
- 肘で円を描くイメージでゆっくり肩回し ×左右5回ずつ
強く動かす必要はなく、気づいた時に少し行うだけでOKです。「続けられそう」と感じられる範囲から始めていただく事が大切です。
筋肉・神経・姿勢を整える週間ケアのすすめ
「自宅でできる予防は他にもありますか?」
腕だけをケアするより、体全体のバランスを整える方が再発を防ぎやすくなります。
例えば週に1〜2回、腕・肩・首まわりのケアを組み合わせることをおすすめしています。
・胸まわりの軽いストレッチ
・肩甲骨まわりの体操
・呼吸を深くする習慣
これらは神経や筋膜の巡りを整えやすくします。
当院では来院時に姿勢や体の使い方も確認し、普段のクセに合わせたセルフケアをご案内しています。「これなら続けられそう」と思える方法を一緒に考える時間を大切にしています。
お悩みの方は、荒川区・文京区 整体oasisへ
なぜ当院で改善できるのか? その理由は、当院のアプローチ方法にあります。
「どこへ行っても改善しなかった…」そんな方こそ、一度ご相談ください。
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この記事を書いた人
廣瀬 知志
荒川区・文京区にある整体oasis(オアシス)では、初めてのお客様に、当院にお身体をあずけられるか判断していただくため、初回のお試し価格をご用意しています。
どのコースを選べばよいか迷われる方は、お気軽にご相談ください。お身体の状態を確認し、改善までの期間や、費用感などもおうかがいしながら、最適な計画をご提案します。