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ガングリオンができやすい人は?体質・生活習慣・予防法まで専門家がわかりやすく解説
目次
ガングリオンができやすい人とは?まずは特徴を整理

ガングリオンとは?
「手首にぷくっと丸い膨らみが出てきたんだけど、これって何?」
そんな相談が当院でも時々あります。ガングリオンとは、関節まわりにあるゼリー状の内容物が袋状になって現れるものをいいます。「水風船のようにぷるっとした感触」と表現されることもあり、力を入れた時に違和感を覚える人も少なくありません。
特に多いのは手首・指の付け根まわりです。
そのほか、足首や膝の裏側など、体の中でも関節の動きが多い部位に見られることがあります。大きさは米粒ほどから、押すとへこみそうなサイズまで個人差があると言われています。中には痛みや痺れがほとんどなく「見た目だけ気になる」というケースもあれば、神経を圧迫する位置にある場合は動かしづらさが出ることもあります。
なぜ特定の人に繰り返しできやすいのか?
「一度引いたと思ったのに、また出てきた…なんで?」
ガングリオンは人によって現れやすさが違うように言われています。その背景としてよく挙げられるのが、
体質
+
日常の使い方
+
関節にかかる負担
この3つが重なることだと説明されることが多いです。
スマホ操作やデスクワークのような指を酷使する動作、家事や手仕事での繰り返し動作が積み重なると、関節包や腱鞘にストレスが溜まりやすくなる可能性があります。また柔らかい組織を持つ人・女性に多い傾向があるとも言われており、これも「できやすい人とできにくい人が分かれる理由では?」と指摘されています。
当院では、膨らみそのものだけでなく、なぜそこに負荷が集中したのかを確認しながら施術を組み立てています。
手首だけを見るのではなく、肩や肘の可動域、姿勢、骨盤バランスまでひとつひとつチェックし、無意識の癖や負担ルートを探る形です。「力が入りやすい角度」「持ち方のクセ」「休ませていない動作」などが見えてくることもあります。セルフケアでは手首だけに頼らない動作の工夫、負荷を逃がすストレッチ、休息のタイミングなどを提案しており、結果的に再発しにくい環境を整えるサポートにつながると考えています。
ガングリオンができやすい人に見られる特徴と原因

若い女性に多い理由
「なんで女性に多いって言われるんだろう?」
そんな疑問を持つ方もいるかもしれません。一般的には、女性は関節や腱周囲の組織がやわらかく、可動域が大きい場合があり、その分だけ負荷が集中しやすいのでは…と言われています。さらにホルモンバランスも組織の柔らかさに影響する可能性が考えられており、若い女性にガングリオンが見られやすい理由として挙げられることがあります。
デスクワーク・スマホ操作・手首の使いすぎ
「仕事中ずっとマウスを握ってる」「スマホをずっと片手で持っている」
そんな日常が続くと、手首〜指の腱や関節包にストレスが溜まりやすくなります。ガングリオンは使うほど現れるわけではないですが、特定の動作を繰り返す人ほど、違和感やふくらみを感じやすい傾向があるとされています。
スポーツ・家事・手作業による反復動作
バレーボール・テニス・パソコン作業・編み物・料理…
「同じ動作を長時間続ける人」は、腱の滑走性が低下し、袋状の溜まりが形成される可能性があると考えられています。特にスポーツは瞬発力や繰り返しの動作が重なるため、負荷が一点に集中しやすいです。
姿勢・使い方の癖 → 腱鞘や関節包への負荷の偏り
姿勢が少し前のめり、指先だけで支えるクセがある、手首の角度が常に同じ——
そうした“些細な使い方の癖”が積み重なると、手首に過度のテンションがかかる場面もあります。当院では、触診と姿勢チェック、可動域検査で「負担のルート」を探ることを大切にしています。
施術では硬さを緩めるだけでなく、負担が起きる原因をほどくようなアプローチを心がけています。さらにセルフケアでは、手首だけに頼らない動作方法や力の逃がし方を提案し、負担を分散させやすい状態をサポートしています。
遺伝・体質による傾向も
「親もガングリオンあったな…」
そんな人もいます。遺伝的な組織の柔軟性や体質が関連しているのでは?という見方もされています。もちろん断定はできませんが、「できやすい素地」を持つ方がいるという考え方は珍しくありません。
✔できやすい人の共通点まとめ
- 若い女性に多いと言われている
- 手首や指をよく使う習慣
- 反復動作の多い仕事・スポーツ
- 姿勢や癖で負荷が集中しやすい
- 体質・遺伝的な傾向も
放置するとどうなる?再発しやすい理由と注意点

放置すると大きくなる可能性があると言われています
「小さいから大丈夫だと思ってそのままにしていたら、いつのまにか目立つ大きさになっていた」
そんな声を聞くことがあります。ガングリオンは、水風船のような袋状の中にゼリー状の内容物が溜まると言われており、サイズは米粒ほどから親指大まで変化することがあります。日常生活で関節や腱鞘に摩擦が繰り返し起こると、袋に内圧がかかり、徐々に大きくなるケースもあると説明されています。「少し気になるけど様子見でいいかな?」と考える人も多いですが、使用頻度が高い部位であれば、後から存在感が増す可能性も考えられています。
神経を圧迫すると痺れ・痛み・握力低下を感じることも
「見た目ほど痛くはない」という人もいますが、位置によっては神経を刺激し、痺れや痛みが出る場合があります。手首の動きが多い人は、曲げ伸ばしのたびに神経が近くを通るため、違和感や力が入りにくい瞬間があるかもしれません。
当院でも、まずは触診と動作評価でどの方向に負担が強く出ているのかを見極め、関節の可動域や姿勢の癖をチェックすることを大切にしています。腰や肩の使い方が影響していることもあり、手首だけではなく体のつながりを総合的に見る形で施術を行うようにしています。
揉む・潰す・針を刺すなど自己処置はNG
「押したら潰れるかな?」
「自分で針を刺したら抜けるかも?」
そんな自己処置は悪化につながる可能性があります。袋が破れても、根本部分が残ると再び膨らむこともあるため、安全な方法とは言いづらいです。無理に潰してしまうと、炎症が広がったり痛みが強くなってしまうケースも聞かれるので、触り過ぎには注意したいところです。
なぜ再発しやすいのか?
ガングリオンは袋そのものより「なぜそこに負荷が集中したのか?」を考えることが大切と言われます。袋の根元が残りやすく、使い方や姿勢の癖が変わらない場合、ふたたび膨らむことがあると説明されています。当院では手首の負担を減らすセルフケアや、腕・肩・胸郭・骨盤のつながりを整える施術で、再発しづらい環境づくりを意識しています。
「同じ動きを続けるなら、負担の逃がし方を知る」
「手首ばかり働き過ぎているなら、代わりに体幹を使えるようにする」
こうした視点が予防のヒントになっていくと感じます。
ガングリオンを予防する生活習慣とセルフケア

まずは手首・指の使い方を見直すことから
「また出るのは嫌だし、できれば普段から気をつけたい」
そんな人にとって、手首や指に偏ってかかる負担をどう分散するかがキーポイントになると考えられています。スマホ・パソコン・家事・スポーツなど、私たちは無意識のうちに手を酷使している時間が多いです。
当院では、触診で可動性や関節の軸を確認しながら「手首ががんばりすぎていないか」「ほかの関節と連動できているか」を見ていきます。肩から腕の力の伝わり方が変わると、手首の負担が軽減することも多く、その体感がケアのヒントになりやすいと思います。
デスクワーク中心の人が意識したいポイント
「ずっと同じ姿勢」「手首だけで支える姿勢」
どちらもガングリオンと相性が悪いと言われています。
例えば…
・肘台を使って前腕を支える
・キーボードの高さを調整する
・手首が反り返らない角度を作る
ほんの数mm変わるだけで楽になる人もいます。背中や座り姿勢が崩れて手首だけに力が入っている場合もあるため、座面の高さや骨盤の傾きも併せてチェックするのがおすすめです。
スポーツ・手作業の人は可動域調整とストレッチがカギ
ラケット競技、ピアノ、編み物など——
「同じ動作を繰り返す人」は一度手首を休ませる習慣を作ると良いと言われています。
負担が気になる日はアイシングを組み合わせるのも1つの方法で、当院では肩・胸・前腕まで含めたストレッチをご提案することがあります。使いながら整える方法を知ると、再発防止にもつながりやすいです。
再発予防の3本柱:使い方+姿勢+休息
- 手首だけに頼らない動作
- 肩や体幹と連動させて使う
- 痛みや張りがある日は一旦休む
この3つはよく話題に上がります。当院では施術で可動性を整えつつ、セルフケアとして負担を分ける体の使い方をお伝えすることがあります。「また出そう…」という不安を減らすための土台作りが大切だと考えています。
✔できやすい人のためのチェックリスト
- スマホやPCを長時間連続で使っていないか
- 手首の角度が常に反っていないか
- 肩が上がりやすい/デスクで肘が浮きやすい
- 作業中に呼吸が浅くなっていないか
- 使った分、休む・動きを変える時間を作れているか
病院を受診すべき症状と、整体・リハビリでできること

「この症状があるなら来院を検討」と言われる目安
「普段は気にならないけど、最近痛みが強い気がする」
「サイズが急に大きくなっているような…?」
ガングリオンは痛みが少ない場合もありますが、次のような状態がある時は医療機関での相談が推奨されています。
- 痛み・痺れが続く
- コップを持つ・ものを書くなど日常動作に支障がある
- 触ると強い違和感や圧痛が出る
- 膨らみが短期間で急速に大きくなってきた
見た目で不安が強い時も、一度専門機関で状態を把握しておくと安心材料になりやすいと思います。
皮膚科・整形外科ではどんな対応が行われる?
医療機関では、まず触診・画像確認・経過を見ながら進めることが多いです。
一般的な対応としては、
- 穿刺して内容液を一時的に抜くケース
- 経過観察という選択になる場合も多い
ただし、袋の基部が残ると再度ふくらむ場合もあるとされ、自分で潰す・揉むといった行為は推奨されないことが多いです。
整体やリハビリで期待できること
当院では、「袋そのものに直接刺激をする」のではなく、手首に負荷が集まりやすい背景の改善サポートを中心に考えています。
たとえば
✔ 手首だけで支えない姿勢
✔ 肩・胸郭の可動域を広げて腕の動きをスムーズに
✔ 前腕の張りや滑走の悪さを和らげる手技
✔ 再発リスクを下げるセルフケア指導
局所に触れながらも全体の連動を見て整えていくと、使った時の疲労感や負荷の偏りが変化する場面があり、それが結果として再発予防につながるという考えです。
「病院と整体、どちらが正解?」と迷う人もいますが、
医療のサポート+日常の使い方改善
この2つが同時に進むと安心して生活がしやすいと感じる人も多いと思います。
お悩みの方は、荒川区・文京区 整体oasisへ
なぜ当院で改善できるのか? その理由は、当院のアプローチ方法にあります。
「どこへ行っても改善しなかった…」そんな方こそ、一度ご相談ください。
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この記事を書いた人
廣瀬 知志
荒川区・文京区にある整体oasis(オアシス)では、初めてのお客様に、当院にお身体をあずけられるか判断していただくため、初回のお試し価格をご用意しています。
どのコースを選べばよいか迷われる方は、お気軽にご相談ください。お身体の状態を確認し、改善までの期間や、費用感などもおうかがいしながら、最適な計画をご提案します。