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腰の痛み が続く原因と正しい対処法|タイプ別の見分け方・自宅ケア・受診目安まで専門家が徹底解説
目次
1.腰の痛みとは?まず押さえたい基礎知識

腰痛の定義(急性・慢性の違い)
「腰が急にピキッとした感じで動けなくなった…」と話す方もいれば、「いつの間にか重だるい感じが続いているんです」と言う方もいます。
腰の痛みにはいくつかのパターンがあり、一般的には“発症して数週間以内の急な痛み”を急性、それ以上続いている場合を慢性と言われています。ただ、どちらが悪いというより、その人の体の使い方や生活のクセがどこにあるのかを見ていくことが大切だと当院では考えています。
痛みの感じ方の種類(鈍い痛み/鋭い痛み/重だるさ/動作時痛など)
腰の痛みと言っても、感じ方は人によってまったく違います。
「ズーンと重い」「朝だけ固まっている」「ひねると刺す感じがする」など、細かいニュアンスにヒントが隠れていることが多いです。
当院では触診の前に、
・どの動きで痛むのか
・前屈・後屈・左右の動きで差があるか
・痛みが出るタイミングや姿勢
などを丁寧に聞きながら、腰そのものだけでなく股関節・肋骨まわり・足の使い方・呼吸まで確認します。
その理由は、腰の痛みが一点だけで起きているわけではなく、体全体のバランスとつながっていると言われているためです。
なぜ多くの人が繰り返すのか(姿勢・生活習慣・加齢・筋力など)
「一度よくなったと思ったのに、また痛くなるんですよね…」
そんな声をよく聞きます。
腰の痛みが繰り返されやすいのは、
・長時間座りがちな生活
・片側に重心を乗せるクセ
・呼吸が浅くなる習慣
・股関節や胸郭の硬さ
などが積み重なるためと言われています。
当院では、施術で筋膜や関節の動きを整えるだけでなく、再発を防ぐためのセルフケアも大事にしています。
たとえば、
・骨盤が立ちやすい座り方
・立ち上がる時の足の使い方
・呼吸が入りやすい肋骨の動かし方
など、「今日からできること」をいっしょに探しながら進めていくスタイルです。
2.腰の痛みの主な原因と“タイプ別の見分け方”

筋肉由来の腰の痛み(姿勢のクセ・デスクワーク・日常動作の影響)
「長く座っていると腰が重くなるんです」と話される方はとても多いです。
筋肉が原因の腰の痛みは、姿勢のクセや体の使い方が関係していると言われており、特にデスクワークの方は腰だけでなく お腹の力・股関節・肋骨 の動きが小さくなることが特徴です。
当院では、腰そのものを押すだけではなく、
・骨盤の傾き
・背骨の動き
・肋骨の開閉(呼吸の入り方)
・股関節や太ももの筋膜の硬さ
などを細かく確認します。
椎間板・関節由来の痛み(曲げると痛い/反ると痛い)
前にかがむと痛い、反ると鋭い痛みが走る、というタイプは椎間板や関節のストレスが関係していると言われています。
前屈・後屈・左右に倒す動きを確認すると、痛みの出方に特徴があらわれるため、当院ではまず軽い動きの検査で「どの方向で負担が増えているか」を整理します。
また、関節周りの筋膜が固いと同じ部分に力が集中しづらいため、腰だけでなく背中・太もも裏・お尻の深層部までゆるめながら、動きがまとまる方向へ導く施術を行っています。
神経に関連した腰の痛み(しびれ・片側だけの痛み)
「片側だけズキンとくる」「お尻から太ももにかけて違和感が広がる」
こうした感覚がある場合、神経の通り道に負担がかかっている可能性があると言われています。
ただし、神経そのものではなく、筋膜の張りや骨盤の傾きによって神経のスペースが狭くなることも多いため、当院では圧痛点の確認や、股関節の動き・骨盤のねじれを丁寧にチェックします。
内臓由来の腰の痛み(背中側に出る不快感)
あまり知られていませんが、腎臓・消化器・婦人科のトラブルが腰まわりに違和感として出ることもあると言われています。
片側だけ強く痛む、発熱がある、安静でも痛みが強まる場合は、整体よりも医療機関での検査が適しているケースもあります。
当院でも、来院時の状態を確認し、整体で扱えない可能性がある場合は無理に施術を進めず、適切な専門機関への相談を案内するようにしています。
タイプ別の簡単セルフチェック
当院では、初回で次のようなチェックを使って“痛みの性質”を一緒に整理します。
・前屈で痛い → 椎間板・筋膜の張りが関係
・反ると痛い → 関節や前側の硬さ
・朝のこわばり → 筋肉・体の回復力の低下
・片側だけの痛み → 骨盤のねじれ・股関節の癖
こうした小さな情報が、施術の方向性を決める大切な材料になります。
3.今すぐできる腰の痛み対処法と自宅ケア

まずやっておきたい“無理のない姿勢づくり”
「腰が痛いときって、どう座れば楽なんですか?」
そんな相談をよくいただきます。
当院では、“骨盤が立ちやすい姿勢”を一つの目安としてお伝えしています。
背すじを無理に伸ばす必要はなく、骨盤を軽く起こしてお腹の力が軽く入る位置にしてあげると、腰への負担が分散されやすいと言われています。
痛みが強いときのセルフケア(冷やす・温める目安)
急な痛みが出たばかりなら、刺激を入れすぎないほうが安全です。
一般的には、
・動かすと鋭く痛む → 一時的に冷やす
・重だるさ・筋肉のこわばりが強い → 温める
と使い分けることが多いと言われています。
軽度の痛みなら、呼吸と股関節をゆるめるケア
当院では、腰そのものをいじる前に 呼吸と股関節の動き をよく見ます。
なぜかというと、呼吸が浅くなると肋骨が硬くなり、結果的に腰に負担が集まりやすいと言われているからです。
自宅では、
・鼻からゆっくり吸って、3秒かけて吐く
・足を軽く開いた状態で股関節を小さく回す
・太ももの前側とお尻まわりを軽く伸ばす
といった“無理のない動き”だけでも体がゆるみやすくなります。
日常で腰の負担を軽くする小さな工夫
腰の痛みは日常の積み重ねで変わると言われています。
当院では次のような簡単なコツをよくお伝えしています。
・座るときは“深く座りすぎない”
・立つときは足を軽く開いて体重移動
・長時間同じ姿勢を避け、1時間に一度は立つ
・荷物は片方だけで持たない
これだけでも、腰がかばわずに動ける時間が増えていきます。
4.整体でできること・できないこと

整体でサポートできる領域(筋肉・関節・姿勢・動作のクセ)
整体では、筋肉や関節の動き、姿勢のバランスを整える施術が中心になります。
腰の痛みは一つの場所だけで起こるというより、体の使い方や生活習慣が積み重なった結果としてあらわれると言われています。そのため当院では、腰だけを見るのではなく、骨盤・股関節・肋骨・足の使い方・呼吸の入り方 など、全体の動きを確認しながら原因を整理していきます。
特に、
・骨盤が後ろに倒れやすい姿勢
・股関節の硬さ
・太もも前や背中の張り
・呼吸が浅くなる習慣
これらがそろうと腰の負担が増えやすいと言われており、施術では筋膜のつながりや関節の動きを丁寧に整えながら、本来の動きが出やすい状態へ導いていきます。
また、触診で体の反応を確認しながら施術の強さを調整するため、無理に押したり強い刺激を入れたりする方法は避けています。やさしく動きを整えるほうが変化が出やすいケースも多く、その人の体質に合わせて進めることを大切にしています。
整体でできない領域(内臓疾患・神経症状・急激な悪化が疑われるケース)
整体では、骨折・腫瘍・感染症・内臓の病気など、医療的な検査が必要な領域は扱えないと言われています。
例えば、
・発熱を伴う腰の痛み
・排尿や排便の異常
・脚の強いしびれや感覚の低下
・夜間じっとしていても増す痛み
こうした症状がみられる場合は、整体よりも医療機関での精査が適切とされています。
当院でも、初回の検査時に整体が適していない可能性があると判断した場合は、無理に施術を進めず、専門機関への相談を提案する方針をとっています。
腰の痛みは幅が広いため、「整体でいいかどうか」の判断を丁寧に行うことが安心につながると考えています。
施術とセルフケアの組み合わせで“戻りづらい体”を目指す
整体の目的は、腰だけを一時的に楽にすることではなく、負担がたまりにくい体の使い方へ近づけることと言われています。
当院では施術に加え、
・骨盤が立ちやすい座り方
・股関節が動きやすくなる簡単なエクササイズ
・日常で使いやすい呼吸の練習
・腰に負担をかけない立ち上がり方
など、「今日からできる再発予防」をセットでお伝えする流れを大切にしています。
体の状態が整い、動きのクセが変化してくると、腰にかかる負担も自然と分散しやすくなると言われています。
5.病院へ行くべき腰の痛み&来院のタイミング

早めに専門機関へ相談したほうがよい腰の痛み
腰の痛みは多くの場合、姿勢や筋肉のバランス、日常のクセが影響していると言われています。ただ、中には整体よりも医療機関での検査が適しているケースもあります。
次のような症状がある場合は、早めに専門機関へ相談すると安心です。
・発熱を伴う腰の痛み
・脚に強いしびれや感覚の低下が出ている
・排尿・排便に異常がある
・夜間じっとしていても痛みが続く
・事故後に痛みが突然強く出た
これらは内科・神経・整形外科の領域が関係する可能性があると言われており、整体では確認が難しい部分も含まれます。
何科に行けばよいのか(整形外科・内科・婦人科など)
「病院に行きたいけど何科が正解なのか迷う」
そんな場面は少なくありません。
一般的には、
・動作により痛みが変わる → 整形外科
・発熱・内臓の違和感 → 内科
・下腹部の痛みを伴う女性 → 婦人科
といった選び方をされる方が多いと言われています。
もちろん、どこにも当てはまらない場合もあるため、迷ったときはまず整形外科が選ばれやすい傾向があります。
病院で行われる一般的な検査(X線・MRI・問診など)
医療機関では、症状の原因をより強く絞るために、
・問診
・触診
・X線
・必要に応じてMRI
などが行われることが多いとされています。
“骨の状態や神経の圧迫が疑われるかどうか”といった部分は、整体では判断が難しいため、画像検査が大きな手がかりになると言われています。
整体と医療を併用するという考え方
当院では、
「整体だけで全部なんとかする」という考え方ではなく、
必要に応じて医療と併用しながら改善を目指すスタンスを大切にしています。
筋膜・関節・姿勢・呼吸にアプローチする施術は、日常動作の負担を減らすサポートにつながると言われています。一方で、
・神経症状
・内臓疾患の疑い
・急激な炎症
などは医療の領域となるため、両方を適切に使い分けることで安心感が高まります。
お悩みの方は、荒川区・文京区 整体oasisへ
なぜ当院で改善できるのか? その理由は、当院のアプローチ方法にあります。
「どこへ行っても改善しなかった…」そんな方こそ、一度ご相談ください。
お電話ならすぐにご予約の空き状況をご案内できます。
LINEからは24時間いつでもお気軽にお問い合わせできますので、ぜひご利用ください!


この記事を書いた人
瑞慶山 良二
荒川区・文京区にある整体oasis(オアシス)では、初めてのお客様に、当院にお身体をあずけられるか判断していただくため、初回のお試し価格をご用意しています。
どのコースを選べばよいか迷われる方は、お気軽にご相談ください。お身体の状態を確認し、改善までの期間や、費用感などもおうかがいしながら、最適な計画をご提案します。