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「肘が痛い原因と整体での改善ポイント|肩・姿勢・手首もチェック」
目次
1.肘が痛いとき“まず確認すべき”部位と動作

肘が痛いとき、多くの方が「肘そのものに原因がある」と考えがちですが、実際には肩や手首の使い方、日常の姿勢が複雑につながることで負担が強まりやすいと言われています。当院でも初めて来院された方にお話を伺うと、「何をしたときに痛むのか」「どの方向に動かすとつらいのか」がはっきりしていないケースが多く、まずはその“痛みの出方”を丁寧に拾い上げるところから検査が始まります。
肘の「内側」「外側」「後方」など痛みの出やすい部位の見分け方
肘の痛みは部位によって原因が異なると言われており、内側ならゴルフ肘、外側ならテニス肘、後方なら骨や靭帯の負担が背景にあると指摘されることがあります。とはいえ、自己判断が難しい場面もあり、当院では肘の周囲だけでなく肩・前腕・手首をまとめて触診し、どこを押すと響きが出るか、筋膜の張りがどの方向へ伸びているかなどを細かく確認していきます。「肘の外側だと思っていたけれど、実は前腕の張りが主な要因だった」というケースも珍しくありません。
肘の曲げ伸ばし/手首のひねり/荷物を持つなど、“いつ”“どんな動作”で痛むか?
肘を曲げる・伸ばすといった基本的な動作だけでなく、タオルを絞る・ドアノブを回す・荷物を持ち上げる動きで痛みが強まる場合、前腕の筋膜や手首の可動性が低下していることが多いとされています。
当院では以下のようなセルフ動作も検査に取り入れています。
- 手首を軽くひねってみる
- 肘を90度に曲げたまま荷物を持つ動きを再現する
- 肩の上げ下げと肘の動きを同時に行う
これらの動作で痛みの強さや方向が変わるかを観察することで、どの部位に負担が偏っているかがわかりやすくなります。
なぜ「肘だけ」でなく肩・手首・姿勢が関係するのか?整体視点での概略
肘は“真ん中の関節”であり、肩と手首の影響を強く受ける構造になっています。肩が前に巻いている姿勢、手首の硬さ、前腕のねじれなどがあると、肘だけが代わりに頑張る状態になりやすいと言われています。当院の整体では肘そのものを施術するだけでなく、肩甲骨の動き・首まわりの緊張・手首の可動域・骨盤のバランスまで合わせて検査を行い、体の連動がスムーズに働くよう全体を整えていきます。
また、施術後には「デスクワーク時の肩の位置」「荷物を持つときの肘の向き」「手首の力の抜き方」など、日常で負担を減らすコツやセルフケアも提案しています。肘の痛みは単発の問題ではなく、生活動作のクセから繰り返しやすいと言われているため、体全体の使い方を理解していくことが改善の鍵になります。
2.肘が痛む代表的な原因と整体で捉える“根本的な使われ過ぎ”

「肘が痛い原因って、テニス肘とかゴルフ肘だけなの?」と聞かれることがよくあります。実際にはそうした名称が知られているだけで、背景はもっと複雑と言われています。たとえば、前腕の筋膜が固まりやすい環境が続いたり、肩の動きが小さくなって肘に負担が偏ったりと、日常の積み重ねが影響していると考えられています。当院でも初回の触診で“日常での使われ方”を丁寧に見ていくようにしています。
テニス肘・ゴルフ肘・肘部管症候群など、よくある肘のトラブル
肘の外側に痛みが出る「テニス肘(外側上顆炎)」、内側に痛む「ゴルフ肘(内側上顆炎)」、小指側のしびれを伴う「肘部管症候群」などが代表例として挙げられます。これらは特定の病名として知られていますが、その根本には“繰り返す動作による負担”が関わると言われています。荷物を持つ、PC作業を長時間続ける、洗濯物を干す動作など、スポーツとは関係のない日常場面でも起こりやすいのが特徴です。
整体的に見る“負担が肘に集中する理由”
肘周りの筋肉は、肩や手首とつながって働く仕組みを持っています。どこか一箇所が硬くなると、その分だけ肘が代わりに動きを引き受けてしまい、いつの間にか痛みにつながると言われています。当院では肘単体ではなく、
- 肩甲骨がスムーズに動くか
- 手首の可動域が左右で差がないか
- 前腕のねじれが強くないか
といった“連動のバランス”に大きく注目しています。体のどこに負担の起点があるのかを見つけることで、肘の負担を減らすヒントがつかめるからです。
痛みを繰り返す人の共通点とは?
来院される方の中には、「一度よくなったと思ったのに、また痛くなってきた」というケースも少なくありません。こうした場合、姿勢や生活動作のクセがそのまま残っており、気付かないうちに肘へ負荷を戻していることが多いと言われています。当院では、施術後にその人の生活に合わせた小さな工夫(デスクワーク時の肩の位置、荷物の持ち方、手首の角度など)を提案し、再発を防ぐサポートを行っています。
3.当院の検査・施術の流れ — 肘痛に対する整体アプローチ

「肘が痛いのに、なぜ肩や手首まで見るんですか?」と聞かれることがあります。当院では、肘のトラブルは“単独で起こるものではない”と言われており、体の使い方全体を踏まえて検査するようにしています。肘だけを押したり、痛いところだけを揉んだりしても根本の改善が進みにくいため、まずは体全体のバランスを把握する流れを大切にしています。
触診・姿勢チェック・肩〜手首までの連動動作を細かく確認
初回来院では、肘の周囲だけに触れるのではなく、肩まわり・肩甲骨・前腕・手首・背骨の動きをまとめて確認します。肘の痛みが“どこから伝わってきているのか”を探すためです。
- 肩が前に巻いていないか
- 手首の可動域が左右で差がないか
- 前腕のねじれが強くないか
- 肘の角度で痛みが変わるか
こうした点を丁寧に確認していくと、痛みの出どころが肘そのものではなく、肩の硬さや姿勢の崩れから来ているケースも多いです。
検査の段階では「なるほど、ここを押されると肘に響くんですね」と話しながら、一緒に原因を確認していきます。会話の中で、普段の動作の癖にも気づいていただけることがあります。
当院独自の施術 — 肘だけでなく“全体の連動”を整える
肘が痛む方の多くは、肩甲骨が十分に動いていなかったり、手首の力が抜けにくかったりと、他の関節が固くなっているケースがよく見られます。当院の施術では、
- 肩甲骨の可動域を広げる調整
- 前腕の筋膜リリース
- 肘関節の微調整(ソフトな刺激)
- 手首の使い方を整える調整
などを組み合わせ、肘に負担が集中しづらい体の状態を作ることを目指します。
強い刺激やボキボキするような矯正ではなく、筋膜ラインや関節の動きを引き出す“やさしい手技”が中心です。「これだけで腕が軽くなるんですね」と驚かれる方も少なくありません。
施術後のセルフケア・姿勢指導で“戻りにくい体”へ
施術だけで終わらせず、日常の使い方を整えることも大切です。
当院では、肘に負担をかけやすい癖を見つけて、その人に合わせたケアを提案しています。
- デスクワーク中の肩の位置
- 手首の角度
- 荷物を持つときの肘の向き
- 自宅でできる前腕ほぐし
- 立ち姿勢・座り姿勢のポイント
これらを少し意識するだけでも、肘の負担はかなり軽くなると言われています。
4.自宅でできるセルフケア&NG習慣

肘が痛いとき、「とりあえず湿布だけ貼って様子を見ていました」という声をよく聞きます。ただ、肘の痛みは腕の使い方全体が関わると言われており、負担の偏りが残ったままだと痛みが長引きやすい傾向があります。そこで当院では、来院直後から“自宅で無理なく続けられるケア”をお伝えするようにしています。自分で体を整える習慣があると、施術で整った状態をキープしやすいからです。
セルフチェック ― まずは「どこが痛むのか」を把握
自宅でできる簡単なチェックとして、次の動作を行うと違いが見えやすいと言われています。
- タオルを軽く絞る動作
- ペットボトルを持ち上げてみる
- 手首を内側・外側にひねる
- 肘を曲げたまま荷物を持つ姿勢を再現する
「これ、同じ動作なのに右だけ痛いんだよな…」というような気づきが生まれることがあります。こうした差が、負担の偏りを示している場合も少なくありません。
前腕ほぐし・手首の可動域アップ ― 当院が推奨するセルフケア
当院では、肘周りだけを触るよりも“前腕〜手首”のケアを優先することが多いと言われています。肘の筋肉は前腕をまたいでつながっているためです。
特におすすめしているのは次の2つ。
●前腕のやさしい筋膜ほぐし
前腕の外側・内側を反対の手の指でゆっくり押しながら、呼吸を合わせて軽く揺らすだけ。強く押す必要はなく、「あ、張ってるな」と感じる場所を探すイメージで十分です。
●手首の回旋エクササイズ
手首を大きく回すのではなく、肘を固定したまま小さく円を描くのがポイント。これだけで肘の動きが軽くなる方もいると言われています。
肘を悪化させやすいNG習慣
セルフケアとセットで避けたいのが“無意識に負担をかける行動”。たとえば、
- マウス・キーボードを長時間同じ姿勢で操作
- 荷物をいつも同じ手だけで持つ
- 手首が反り返ったまま家事を続ける
- 肘を伸ばしたまま体を支えるクセ
こうした動作が重なると、前腕や肩が固まって肘が代わりに働きやすくなると言われています。
当院では施術後のカウンセリングで「この姿勢だと肘に負担が戻りやすいですよ」と一緒に確認し、生活に合わせた調整ポイントをお伝えしています。
5.いつ整形外科・専門機関に相談すべきか?+まとめ

肘の痛みは、日常の使い方や姿勢のクセが積み重なって起こることが多いと言われていますが、なかには早めに専門機関へ相談した方がよいケースもあります。「これぐらいなら大丈夫だろう」と放っておくと、知らず知らずのうちに負担が増え、生活に支障が出てしまう場合もあります。ここでは、整体でのアプローチが適する場合と、医療のサポートを組み合わせた方がよい場面を整理しておきます。
次のような場合は整形外科の相談を検討
肘の痛みは多くが“使い過ぎ”によるものと言われていますが、以下のような症状がある場合は専門機関への相談が推奨されます。
- 肘が大きく腫れている/熱を持っている
- 指先まで強いしびれが広がる
- 肘を動かすと激しい痛みが走る
- 腕が上がらない・物が持てないほど力が入らない
- 明らかな外傷(転倒・打撲・スポーツ時の衝撃)を伴う
こういった状態は、腱や靭帯、神経のトラブルが疑われるケースもあり、画像検査が必要とされることもあります。
整体でできること・整体では行わないこと
当院の考え方として、整体は「体の使い方」「姿勢」「筋膜のつながり」「関節の連動性」を整えるアプローチであり、医療機関が行う検査(レントゲン・MRI)や医療的処置とは役割が違うとされています。
当院でできること
- 肘の負担がかかる原因を探る検査
- 姿勢・肩甲骨・手首まで含めた整体施術
- 前腕・肘の筋膜調整、関節の動きのサポート
- 再発を防ぐための生活動作指導・セルフケア
当院が行わないこと
- 画像検査
- 医薬品の処方
- 骨折などの医療判断
そのため、必要に応じて医療機関との併用を提案する場合もあります。「整体で整える部分」と「医療で判断する部分」を分けて考えることで、安全に回復を進めやすくなります。
まとめ ― 肘の痛みは“肘だけ”を見ないことが改善の近道
肘の痛みは、肩・手首・姿勢など全身の使い方と深くかかわると言われています。当院では、肘単体ではなく“全体のバランス”を見て施術を進め、日常生活でのクセを調整しながら改善に向かうサポートを行っています。
「最近、肘が気になり始めた」「手首や肩も同時に疲れやすい」という方は、早めに体の使われ方を確認し、負担を整えていくことが大切です。軽い痛みのうちにケアを始めれば、日常生活にも余裕が生まれます。
お悩みの方は、荒川区・文京区 整体oasisへ
なぜ当院で改善できるのか? その理由は、当院のアプローチ方法にあります。
「どこへ行っても改善しなかった…」そんな方こそ、一度ご相談ください。
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この記事を書いた人
瑞慶山 良二
荒川区・文京区にある整体oasis(オアシス)では、初めてのお客様に、当院にお身体をあずけられるか判断していただくため、初回のお試し価格をご用意しています。
どのコースを選べばよいか迷われる方は、お気軽にご相談ください。お身体の状態を確認し、改善までの期間や、費用感などもおうかがいしながら、最適な計画をご提案します。