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腱鞘炎 治し方|手首・指の痛みを根本から改善する6つのステップ
目次
1.腱鞘炎とは?原因・典型的な症状を理解する

腱鞘炎が起こるメカニズム
「最近、手首がズキッと痛む」「指を動かすと引っかかる感じがする」——そんな経験はありませんか?
腱鞘炎は、指や手首を動かすときに使う“腱”と、その通り道である“腱鞘(けんしょう)”の間で炎症が起きることで生じると言われています。パソコンやスマホの操作、家事や育児など、同じ動作を繰り返すことで摩擦や負担が積み重なり、結果として炎症が生じやすくなるのです。特に、親指や手首の外側に痛みを感じることが多いとされています。
典型的な症状と見分け方
初期段階では「動かすと痛い」「押すと痛い」といった違和感から始まり、進行すると「腫れ」「熱っぽさ」「動かすとコリコリと音がする」などの症状が出る場合があります。ひどくなると、指を曲げ伸ばしするたびに“引っかかる”感覚が強まり、動きが制限されるケースもあるようです。これは“ばね指”と呼ばれる状態に発展することもあると言われています。
注意すべきサインと放置のリスク
「そのうち良くなるだろう」と放置してしまうと、炎症が慢性化し、腫れや痛みが強くなっていくことがあります。ひどい場合には手術が必要になるケースも報告されています。特に、夜間にズキズキする・物を持つだけで痛むといった状態は、注意が必要です。
当院ではこうした早期の段階でのチェックを重視し、手首の可動域や指の滑走性、筋膜の緊張具合を丁寧に触診して、炎症の根本的な原因を見極めることを大切にしています。
なぜ「治し方」を知ることが大切なのか
腱鞘炎は一時的な痛みを和らげるだけでは再発しやすいと言われています。
痛みが起きる背景には、使いすぎだけでなく「姿勢」「筋肉のバランス」「体の使い方」などが関係していることが多いからです。当院(https://athletic.work)では、手首や指の痛みだけでなく、肩・肘・体幹の連動性までチェックし、動作全体のクセを整える施術を行っています。
また、再発を防ぐために、日常でできるストレッチやセルフケアもお伝えし、体の回復力を高めていくサポートをしています。仕事や家事、育児を続けながら改善を目指す方でも実践しやすい内容を心がけています。
2.まずはセルフケアで始める「日常からできる治し方」

安静にするだけでなく「使い方」を見直す
「手首を休めた方がいい」と言われても、家事や仕事でなかなか難しいですよね。腱鞘炎の改善には、“単に動かさない”よりも、“どう動かすか”が大切だと言われています。たとえばパソコン操作では、手首を反らせずにキーボードを打つ・スマホを持つときは小指で支えないなど、ちょっとした使い方の工夫が負担を減らすことにつながります。
温冷のケアで炎症を落ち着かせる
痛みが強い時期には、まず冷やすことで炎症が落ち着く場合があります。反対に、慢性的な疲れや重だるさがあるときは、温めて血流を促すことが有効とされています。当院では、体の反応を見ながら冷温の使い分けを指導し、自然治癒力を引き出すサポートを行っています。
軽いストレッチと筋肉のゆるめ方
完全に動かさないままにしておくと、関節や腱の滑りが悪くなり、かえって回復が遅れることもあります。指や手首を無理のない範囲で伸ばしたり、反対の手で軽く回すなど、優しい動きを取り入れていくことがポイントです。当院では、前腕の筋膜リリースや手根骨の動きの検査を行い、硬さの原因を見極めたうえでソフトな手技で可動域を整えています。
サポーター・テーピングの活用
「安静を保つのが難しい」という方には、サポーターやテーピングを使う方法もあります。固定しすぎず、動きの補助をする程度が理想です。
当院では、施術後の生活で手首を守りながら動かせるよう、負担がかかりやすい角度や筋肉の使い方を一人ひとりに合わせて説明しています。
生活習慣の見直しも忘れずに
睡眠不足や冷え、同じ姿勢の継続なども回復を妨げる要因になると言われています。食事・休息・ストレス管理など、全体のバランスを整えることもセルフケアの一部です。当院では、体全体の血流や姿勢のバランスを整え、腱鞘炎を再発しづらい体づくりをサポートしています。
3.症状が改善しない・重い場合の「専門的な治療オプション」

炎症を抑えるための基本的なアプローチ
「冷やしたり休ませたりしてもなかなか良くならない…」そんな時は、炎症が深部まで進んでいる可能性があります。一般的には、外用薬(湿布や塗り薬)や鎮痛薬で炎症を落ち着かせることが多いと言われています。ただし、薬は一時的に症状を和らげる手段であり、根本的な原因を取り除くものではありません。
整体・リハビリによる機能改善
当院では、痛みのある部分だけでなく「なぜそこに負担が集中したのか」を検査の段階で明らかにすることを大切にしています。手首や指の動きに関係する前腕の回旋・肩・肘・肩甲骨の動作連鎖を丁寧に確認し、硬くなった筋肉や筋膜をゆるめながら関節の滑走を取り戻していきます。
このように全体の動きを整えることで、局所の炎症が再発しづらい状態を目指します。
ステロイド注射・手術を考える前に
病院では、強い炎症に対してステロイド注射を行うこともあります。ただし、これはあくまで炎症を一時的に抑えるもので、繰り返し行うと腱への負担が増すと言われています。
また、症状が長期化して腱が固くなっている場合、手術が選択肢になるケースもありますが、多くの方は動作改善+手技によるアプローチで状態の回復が期待できる段階にあると考えられます。
当院で行うアプローチの特徴
当院(整体oasis)では、強い矯正ではなく、体の自然な動きを取り戻す“ソフトな手技”を中心に行います。炎症が強い時期には刺激を避け、まずは血流改善と筋膜リリースで回復の土台を整え、そのうえでインナーマッスルを意識した安定化トレーニングを取り入れています。こうした流れで、腱への負担を減らしながら機能回復を図ります。
早めの検査が安心につながる
「もう少し様子を見よう」と我慢してしまうと、慢性化して改善までの期間が長くなることがあります。早めに体の状態を確認し、適切なケアを始めることで、無理なく日常生活を送れるようになる方が多いと言われています。
4.再発を防ぐための予防・習慣化ポイント

手首や指を「使いっぱなし」にしない習慣を
腱鞘炎が一度落ち着いても、同じ使い方を続けていると再び痛みが出やすいと言われています。例えばパソコン作業や家事など、手を酷使する時間が長い方は「使ったらゆるめる」を意識してみましょう。作業の合間に軽く手を振ったり、指を開いたり閉じたりするだけでも、血流が促されて回復を助けると言われています。
姿勢と肩の位置を整えることも大切
手首の負担は、実は肩や背中の使い方とも深く関係しています。肩が前に丸まる姿勢では、腕の筋肉が常に引っ張られ、腱に余分なストレスがかかります。当院では、肩甲骨や肋骨の動き・体幹の安定性を検査し、手首だけに頼らない動作づくりをサポートしています。
定期的なストレッチとケアを
症状が落ち着いた後も、手首や前腕の筋肉をゆるめるストレッチを続けることが大切です。特に、指を反らせて前腕を伸ばすストレッチや、手首を円を描くように回す動きが有効とされています。
当院では、通院後も自宅で継続できるように、セルフケアのタイミング・強度・回数を一人ひとりに合わせてお伝えしています。
生活環境の調整も効果的
スマホの持ち方やキーボードの高さなど、日常の動作環境を少し見直すだけで負担を減らせることがあります。たとえば、机の高さを肘の角度に合わせる、スマホを長時間片手で支えないなど、ちょっとした意識が再発予防につながります。
体全体のバランスを整える
腱鞘炎は手首だけの問題ではなく、全身の姿勢や筋バランスが関わっていると言われています。当院では、骨盤や背骨の動き、呼吸のリズムまで含めた全体的なアプローチで、再発しづらい体づくりを目指しています。施術とセルフケアをうまく組み合わせることで、安心して日常生活を送れるサポートを行っています。
5.よくある質問(Q&A)&ケース別の対処法

Q1. 「ばね指」と「腱鞘炎」はどう違うの?
A. どちらも腱と腱鞘に炎症が起きている状態ですが、ばね指は指を動かすときに“カクッ”と引っかかる感覚があるのが特徴だと言われています。つまり、腱鞘炎が進行した結果、ばね指のような動作制限が現れるケースもあります。当院では、腱の滑走性(動きやすさ)や炎症の度合いを触診し、進行段階に応じた手技を選択しています。
Q2. 「スマホの使いすぎ」でも腱鞘炎になりますか?
A. はい、最近では“スマホ腱鞘炎”という言葉が使われるほど、長時間のスマホ操作が原因になるケースが増えていると言われています。特に、片手で端末を支えながら親指だけで操作する使い方は負担が大きくなります。
当院では、日常動作のクセを動画で確認し、どの関節に過度なストレスがかかっているかを一緒にチェックする方法も取り入れています。
Q3. 「どのくらいで改善するの?」
A. 症状の程度や生活習慣にもよりますが、軽度であれば数週間〜1ヵ月ほどで変化が出る方もいます。慢性的な場合でも、正しい使い方やセルフケアを継続することで改善が期待できると言われています。当院では、初回の検査で回復の見込みを見極め、体の使い方・生活リズム・回復ペースを一人ひとりに合わせてご提案しています。
Q4. 「再発しやすい人の特徴は?」
A. 指や手首だけでなく、肩・肘・体幹などの動きが硬い方は再発しやすい傾向があります。痛みが出た場所だけをケアするのではなく、全体のバランスを整えることが大切です。当院の施術では、骨格のアライメントと筋膜のつながりを意識しながら、再発しにくい体の動かし方を身につけていきます。
Q5. 「どのタイミングで来院した方がいい?」
A. 「痛みが出てから数日経っても変わらない」「朝起きたときに手がこわばる」「物を持つのが怖い」などのサインがあれば、早めの検査をおすすめしています。放置すると炎症が広がり、改善までに時間がかかることもあります。軽い違和感のうちに体のバランスを整えておくことが、結果的に早い回復につながると言われています。
お悩みの方は、荒川区・文京区 整体oasisへ
なぜ当院で改善できるのか? その理由は、当院のアプローチ方法にあります。
「どこへ行っても改善しなかった…」そんな方こそ、一度ご相談ください。
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LINEからは24時間いつでもお気軽にお問い合わせできますので、ぜひご利用ください!


この記事を書いた人
瑞慶山 良二
荒川区・文京区にある整体oasis(オアシス)では、初めてのお客様に、当院にお身体をあずけられるか判断していただくため、初回のお試し価格をご用意しています。
どのコースを選べばよいか迷われる方は、お気軽にご相談ください。お身体の状態を確認し、改善までの期間や、費用感などもおうかがいしながら、最適な計画をご提案します。