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女の子座りは体に悪い?原因・リスク・やめたい人の改善策まで専門家がわかりやすく解説
目次
1.女の子座りとは?まずは特徴と姿勢のメカニズムを理解

「女の子座り、気づいたらやってしまうんですよね…」
そう感じる方は少なくないようです。一般的に言われている女の子座りは、膝を内側に倒し、股関節が内旋しやすい座り方を指すと言われています。床に座る姿勢としては見慣れたものですが、実はあぐらや正座とは体の使い方がまったく違うのだそうです。「楽だからつい…」という声が多いのも特徴ですね。
一般的な座り方との違い(あぐら・正座との比較)
あぐらは股関節が外旋しやすく、太ももが外に向く姿勢。正座は膝が正面に揃い、重心が中央に乗りやすいと言われています。それに対して女の子座りは膝が内側に倒れやすいため、股関節・膝のアライメントが変化しやすい座り方だとされています。「見た目は似ていても体の使い方が違う」というのがポイントですね。
股関節の内旋・膝の捻じれが起きやすい特徴
女の子座りは股関節が内側に巻き込まれる方向に働きやすく、膝も連動して内側へ倒れやすいといわれています。この組み合わせによって太ももの内側が張りやすい方や、左右差が気になる方が現れることがあるようです。当院では触診で股関節の可動域と骨盤の傾きを確かめた上で、必要に応じてソフトな施術を行いバランスを整える方針をとる場合があります(断定は避けています)。
なぜ楽に感じる人が多いのか(重心の安定・習慣化)
「気づけばいつもこの座り方になっちゃうんですよ…」
そんな声を耳にする理由の一つとして、重心が低く安定しやすいことと、子どもの頃からの習慣として染みついているという点が挙げられています。つまり“ラクだから選ぶ”のではなく、ラクだと脳が覚えているという状態とも言えるかもしれません。
この癖をゆっくり変えていくために、当院では中殿筋トレーニングや太もも前面のストレッチをセルフケアとして提案することがあります。「完全にやめよう」と意気込むより、まずは別の座り方を混ぜるところから始めてみるとスムーズかもしれません。
2.女の子座りによって起こる可能性がある体のトラブル

「え、ただの座り方なのに?」と思う方もいるかもしれません。
ただ、女の子座りは股関節が内旋しやすい状態で長く固定されやすいと言われていて、その結果として体の一部に負担が偏る流れが生まれる可能性もあるようです。もちろん全ての方に問題が起こるわけではないのですが、「なんとなく右だけ疲れやすい…」「気づくと片側だけ重い感じがする…」といった声が出ることもあります。
ここからは、どんな不調が起こりやすいと考えられているのかを少し整理してみますね。
骨盤の傾きと左右差が生じやすい理由
女の子座りでは体重がどちらか片側に寄りやすく、骨盤が外側へ流れるクセがつくことがあると言われています。
「なんとなく片脚に重心が乗る」「立っていると左右で高さが違う気がする」など、姿勢の偏りを訴えるケースも見られます。当院では触診で骨盤の傾きと股関節の動きを確認し、必要に応じて筋膜調整や可動域の改善を目的とした施術を行う場合があります。
股関節・膝・腰への負担(X脚・O脚との関連)
内股姿勢が続くと股関節が内に入り込みやすく、膝のねじれが強まると言われています。
その影響で太もも内側が張りやすかったり、X脚傾向が見られることもあるようです。また、股関節の動きが小さくなると腰の筋肉が代わりに働きやすくなるため、腰の張り感を訴える人もいます。
「骨盤から下のラインをまとめて見る」というのが当院の検査の大切なポイントです。
長期間続くと慢性的な違和感につながることも
癖として積み重なると、座っただけでは戻りにくくなる場合もあると言われています。
ただ、それは悲観する必要はありません。セルフケアと意識で変化が出る方もいて、当院では中殿筋エクササイズや太ももの前側をゆるめるストレッチなど、段階的な提案を行っています。
「やめる」よりもまず選択肢を増やすこと。これが無理のない改善の一歩だと考えています。
3.女の子座りをしやすい人の特徴&原因チェック

「気づいたらいつもこの座り方になるんですよね…」
そう話される方をみていると、いくつか共通点があるように感じます。女の子座りは誰でもするわけではなく、なりやすい体の使い方や筋バランスがあると言われています。生活習慣だけでなく、体の硬さ・柔らかさ・筋力バランスでもクセが生まれやすいため、まずは特徴を知っておくと対策がとりやすい印象があります。
当院(https://athletic.work)では、女の子座りが習慣化している方に対して、骨盤の傾き・股関節の可動域・太もも前側と内側のテンション・中殿筋の働きなどを触診で確認します。
「どうしてその姿勢がラクに感じるのか?」を理解することが、改善の最初の一歩になるからです。
体が柔らかい人に多い傾向
股関節が柔らかく、内側にも外側にも可動が出やすいタイプの人は女の子座りを選びやすいと言われています。柔軟性があるゆえに座り姿勢の崩れに気づきにくく、違和感が出ても無理なく続けられてしまうケースもあります。「座れる=問題がない」とは限らないところが少し注意ポイントです。
インナーマッスルが弱い・姿勢保持が苦手なタイプ
「正座よりもW座りの方がラク」という人は、姿勢を支える筋肉(腹横筋・中殿筋など)が働きづらい状態である可能性があると言われています。
インナーが弱いと骨盤をまっすぐ保つ力が少なく、重心が安定しやすい姿勢=女の子座りへ逃げる形になることがあります。当院では骨盤周囲のアクティベーション、脚のアライメント改善のエクササイズをセルフケアとして提案することがあります。
習慣によって“座り方が癖として定着している”ケース
幼少期から続けている場合、その姿勢が自然と脳にインプットされていることが多いと言われています。
「他の座り方が落ち着かない」「気づけば元に戻ってる」
そんな声は珍しくありません。急に変えようとするのではなく、まず 座り方の選択肢を増やすこと、それが違和感の少ない改善ルートだと考えています。
4.今すぐ試せる!女の子座りを減らすコツと代替ポジション

「女の子座りをやめたい気持ちはあるけど、他の座り方が落ち着かない…」
そんな相談をいただくことがあります。いきなり完全にやめるのはハードルが高い印象があり、まずは代わりになる座り方を増やすことが現実的だと言われています。0か100ではなく、少しずつ選択肢が増えると自然に変化が出ることがあるため、やりやすい方法から始めてみるイメージですね。
代わりに試しやすい座り方(あぐら・体育座り・椅子座位)
あぐらは股関節が外旋しやすく、女の子座りとは逆方向に動きが入りやすいと言われています。
体育座りは腰への負担が出る人もいますが、膝を自然に立てて座れるため可動域チェックにも使いやすい姿勢。椅子に座る場合は、お腹に軽く力を入れ骨盤が後ろに倒れないよう意識できると扱いやすいです。
一つに固定せず「今日はこれ」「次はこっち」と変えながら座ると安定しやすくなります。
座る前に1分だけストレッチを入れると変化が出やすい
いきなり姿勢だけ変えようとすると体が追いつかないことがあります。
そこでおすすめされるのが、
- 太もも前側ストレッチ
- 内転筋ストレッチ
- お尻(中殿筋)エクササイズ
これらを1分程度でも差し込むと、座りやすいポジションが変わることがあると言われています。当院でもセルフケアとして提案することが多く、座位改善のきっかけになりやすい印象です。
「完全にやめる」よりも選択肢を持つことが大切
女の子座りがダメなのではなく その姿勢しか選べない状態が負担になりやすいという考え方です。
座る姿勢が複数あれば、その時の筋肉の状態に合わせて選べるため、体への偏りが生まれにくいと言われています。まずは週のうち数回、座り直すタイミングを作る。そんな小さな一歩が変化を作る入口になるかもしれません。
5.女の子座りによる不調の軽減に役立つセルフケアとエクササイズ

「座り方を変えようと思っても、気づいたら元に戻ってしまう…」
そんな声はよく耳にします。女の子座りは急にやめるのではなく、体が別の座位を選べる状態を少しずつ作っていくと変化が出やすいと言われています。そのためには、固まりやすい場所をゆるめ、働きにくい筋肉を使えるようにすることがカギになると考えられています。
①太もも前(大腿四頭筋)ストレッチ
女の子座りが癖の人は太もも前側が張りやすいと言われています。
うつ伏せまたは立位で片脚を後ろに曲げ、かかとをお尻に近づけるストレッチが手軽。呼吸を止めずに20〜30秒キープしながら、無理のない範囲で伸ばします。これを続けると姿勢の選択肢が増えやすいと考えられています。
②内転筋ストレッチ(股関節の内旋負荷をやわらげる目的)
女の子座りは内股方向のテンションが強くなりやすく、内転筋が働きやすい方向に偏る人もいます。
開脚して前に軽く倒れるストレッチはシンプルで始めやすく、股関節のスペースを作りやすいと言われています。強く伸ばす必要はなく、軽い気持ちで行うことが続けやすさにつながります。
③中殿筋(お尻横)エクササイズで骨盤の安定性を補う
横向きで寝て膝を少し曲げ、かかとをつけたまま膝を開く「クラムシェル」は、座位のバランスに関わる中殿筋に刺激が入りやすいとされています。
女の子座りしか選べない状態から、別のポジションも選べる状態へ移行するときに役立つと言われています。当院でもセルフケアとして提案することが多いメニューです。
「やめる」よりも“選べる”がゴール
女の子座りが悪いのではなく、それしか座れない状態が体の偏りを強める要因になると言われています。
3つのセルフケアと座り方のバリエーションが増えていくと、気づけば自然とW座りが減っている…そんな変化が見られることもあります。今日できる範囲でゆるく始める、それが一番続きやすいスタートかもしれません。
お悩みの方は、荒川区・文京区 整体oasisへ
なぜ当院で改善できるのか? その理由は、当院のアプローチ方法にあります。
「どこへ行っても改善しなかった…」そんな方こそ、一度ご相談ください。
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この記事を書いた人
瑞慶山 良二
荒川区・文京区にある整体oasis(オアシス)では、初めてのお客様に、当院にお身体をあずけられるか判断していただくため、初回のお試し価格をご用意しています。
どのコースを選べばよいか迷われる方は、お気軽にご相談ください。お身体の状態を確認し、改善までの期間や、費用感などもおうかがいしながら、最適な計画をご提案します。