荒川院へのご予約
スタッフブログ
肩こり解消に本気で取り組む方へ|原因・今すぐできる対策・整体的アプローチを専門家が徹底解説
目次
肩こりが起こる原因とは?まず知っておくべき基本

肩こりの定義
肩こりは、首から肩・背中にかけての筋肉がこわばり、血流が低下することで「重だるさ」「張り」「痛みに近い不快感」が現れる状態をいいます。特に首の付け根や肩甲骨まわりは、姿勢の影響を受けやすい部位のため負担が蓄積しやすく、筋肉が緊張すると酸素や栄養が行き届きづらくなります。
当院でも肩こりで来院される方の体を触診すると、肩そのものよりも胸郭の硬さや呼吸が浅くなっているケースが多く見られます。表面の筋肉だけの問題ではなく、肋骨の動き・姿勢・骨盤の位置などが複合的に影響すると考えられているため、「肩だけをもむ」だけでは変化が続かないことも多いです。
よくある原因
肩こりを感じる背景には、日常の「姿勢」と「習慣」が大きく関わります。特に長時間のデスクワークは肩まわりに負担がかかりやすく、画面へ前のめりになる姿勢が癖になると首が体より前に出やすくなり、肩の筋肉が常に引っ張られた状態になってしまいます。
さらに、スマホを見る時間が長い方はうつむき姿勢になりやすく、これも肩こりを悪化させる要因になります。また、作業中の集中によって瞬きが減り、目の筋肉が緊張することで首・肩まわりに負担がかかるケースも多く見られます。
ストレスも大きな関係があると言われ、緊張状態が続くと無意識に肩がすくむような姿勢になり、呼吸が浅くなることで胸郭が硬くなりやすいと考えられています。
なぜ改善しないのか?“負担ループ”の特徴
肩こりが慢性化しやすい背景には、この“負担ループ”があると考えられます。
負担ループとは、
- 姿勢が崩れる
- 肩や首に力が入り続ける
- 呼吸が浅くなる
- 胸郭が動かなくなる
- 肩にさらに負担がかかる
という循環が続く状態を指します。
肩こりは「肩に負担がかかっている結果」であり、原因は肩以外の部位に隠れていることが多いと考えられています。当院では施術の前に、胸郭・骨盤まで全身の動きを検査し、どこで負担が発生しているかを確認しています。強い刺激は避け、筋膜の緊張をやわらげながら、肋骨や骨盤の位置を整えることで、肩にかかるストレスが分散しやすい状態へ導くアプローチを大切にしています。
セルフケアとしては、いきなり肩を動かすよりも、「呼吸を深める」「肋骨まわりをゆるめる」といった土台づくりを先に行う方が変化が出やすい方も多いです。
“今すぐできる”肩こり解消法

デスクでできる肩・首まわりストレッチ
「今すぐ何とかしたい…」という時に役立つのが、座ったままできるストレッチです。まず、深呼吸をしながら肩をすとんと落とすよう意識して、首を左右にゆっくり倒してみましょう。力を抜いた状態で行うと、肩から首にかけての筋肉がふわっと緩みやすくなります。また、当院では“胸をゆるめてから首を動かす”流れをおすすめしています。胸郭が固まったまま首を動かすと、逆に張り感を強めてしまうことがあるためです。
肩甲骨をゆるめる簡単エクササイズ
肩甲骨まわりは血流が滞りやすい部分になります。座ったまま肘を軽く曲げ、肩甲骨を「後ろ・下」に寄せるように動かしてみると、背中が温まってくる感覚が出やすいです。大きく動かす必要はなく、スッと引き寄せて、ゆっくり戻す。このリズムを数回続けるだけでも変化を感じる方が多いです。
温める/冷やすの正しい使い分け
肩こりがつらい時、「温めた方が良いのか、冷やした方が良いのか?」と迷う方も多いですが、基本的には“慢性的なこり → 温める”、“炎症が疑われる痛み → 冷やす”という考え方が一般的です。デスクワークで同じ姿勢が続いた後の肩こりは、ほとんどが筋緊張による血流不足とされているため、蒸しタオルなどで軽く温めるとほぐれやすくなります。
呼吸・肋骨の動きの改善
肩こりが続く方の多くに見られるのが「呼吸の浅さ」です。胸まわりが固まると肩で呼吸しやすく、肩の緊張が抜けにくくなります。手を肋骨に添え、息を吸ったときに横に広がる感覚を意識してみましょう。この動きが出やすいほど、肩に余計な力が入りづらくなるため、当院でも施術の中で呼吸アプローチも重視しています。
短時間で変化が出やすいポイントを紹介
短時間で変化が感じやすいのは、「鎖骨下の筋膜」「肩甲骨の内側」「脇の下」の3か所が挙げられます。これらは肩の動きを支える要のポイントで、少しゆるむだけで首の可動域が広がる方も多いです。当院でもまずこの3つをチェックし、動きの変化を見ながら施術を進めていくようにしています。
根本改善のための生活習慣と姿勢の整え方

座り方・モニター位置・スマホ姿勢
肩こりを根本から改善していくためには、まず「座り方」を調整することが大切です。特にデスクワーク中は、骨盤が後ろに倒れ、背中が丸くなる姿勢になりやすく、この状態が続くと肩まわりへの負担が増えやすくなります。腰が潰れないよう、坐骨で座るイメージを持つだけでも体の軸が整いやすくなります。また、モニターの位置が低いと首が前に出てしまうため、目線の高さに近づけるだけで肩の緊張が緩みやすいです。スマホを胸の前より下に構えるクセも、首・肩にかかる負担が増える原因となります。
肩こりを悪化させる習慣
肩こりが続く方の多くには、共通する“無意識のクセ”があると言われています。たとえば、片側だけに体重を乗せて立つ、肘をついたまま作業をする、呼吸が浅いまま集中し続けるといった些細な習慣が、肩まわりに負荷を重ねてしまっています。当院でも触診をすると、肩そのものよりも胸郭や背骨の硬さが原因になっているケースがよく見られます。こうしたクセをまず知ることが、肩こり改善の第一歩だと考えています。
骨盤・胸郭の位置と肩周りの関連
骨盤と胸郭の位置は、肩の動きと密接につながっています。骨盤が後ろに倒れると胸郭が潰れ、肩がすくみやすくなるため、首や肩の筋肉が働きにくくなることがあります。当院では、肩の施術だけでなく、骨盤や肋骨の動きを丁寧に検査し、体全体のバランスを整えることを重視しています。胸郭が広がりやすい状態になると、肩に無駄な力が入りづらくなり、呼吸の質も変わりやすくなります。
デスクワーカーが毎日続けるべきルーティン
毎日の積み重ねが根本改善につながっていくため、デスクワークの合間にできる短いルーティンがおすすめです。1時間に一度は席を立ち、肩甲骨を軽く動かす。深呼吸をしながら胸を広げる。骨盤を立て直す。この3つを繰り返すだけでも、負担の蓄積が減りやすいです。当院でも施術後に、それぞれの体の特徴に合わせたルーティンをご案内しています。
肩こりは肩だけの問題ではなく、「全身の使い方」の影響を強く受けると考えられます。足の重心、骨盤の傾き、肋骨の位置、呼吸の深さなどが連動して肩の状態に現れるため、肩だけをほぐす方法では変化が続きにくいケースが多いです。当院では、全身のつながりを踏まえながら、姿勢と呼吸の調整の施術も行うようにしています。
整体的視点で見る“肩こりが改善する人と改善しにくい人”の特徴

肩周囲だけでなく、背中・肋骨・骨盤の影響を解説
肩こりが改善しやすい方と、なかなか変化を感じにくい方の違いには、「肩以外の部位の状態」が深く関わってきます。肩だけをもんでも一時的に軽くなるだけで戻りやすいのは、背中・肋骨・骨盤のバランスが崩れたままになっているためと考えられます。特に肋骨や胸郭が硬くなると、呼吸が浅くなり肩に力が入りやすくなる傾向があるため、当院では肩より先に胸郭や骨盤の位置を丁寧に触診して、全身の連動を確認するようにしています。
筋膜・関節可動域チェックのポイント
改善しやすい方の特徴として、筋膜の滑りがよく、関節の動きにゆとりがある状態が挙げられます。逆に改善しにくい方は、肩甲骨や肋骨の可動域が狭く、首を動かしたときに肩が一緒に動いてしまうなど、動きの代償が強く出る傾向があります。当院では、肩を直接押す前に、肩甲骨まわり・胸まわり・腕のねじれ・骨盤の傾きなどを細かく検査し、どこで動きが止まっているのかを把握するところから施術を始めています。
整体だからこそできるアプローチ
整体では、筋肉や関節の動きだけでなく、呼吸や姿勢のクセまで含めてアプローチできます。強い刺激でほぐすのではなく、筋膜の張りをやわらげ、肋骨や骨盤が動きやすくなるよう手技を中心に行います。さらに、施術後に呼吸を深める使い方や、日常で姿勢が崩れにくくなる立ち方・座り方をお伝えすることで、肩の負担が軽くなりやすい体づくりを目指しています。
“肩こり=肩の問題”と思われがちですが、実際には全身のつながりが肩の状態に影響すると考えられます。当院では、触診で得られた情報と姿勢の分析を組み合わせて、その人の体の使い方をわかりやすく説明するようにしています。肩こりを「その場で軽くする」のではなく、「戻りにくい体をつくる」視点を持つことで、改善の道筋が見えやすくなると言われています。
肩こりで病院を来院すべきサイン&当院のサポート案内

来院の目安
肩こりは多くの場合、生活習慣や姿勢の影響が重なって起こると言われていますが、中には専門機関での対応が必要なケースもあります。たとえば、腕や手にしびれが出ている、力が入りづらい、片側だけに強い痛みがある、頭痛が長く続く、事故後から痛みが悪化しているなどです。このような症状がある場合は、念のため整形外科や神経内科などの専門科を来院しておくことが大切になります。
何科を来院すべきか
「どこに相談したらいいの?」と迷う方も多いですが、骨や神経の状態を確認したい場合は整形外科、神経症状が疑われる場合は神経内科が一般的な選択肢となります。レントゲンやMRIで大きな問題がないかを確認できるため、一度チェックしておくことで安心感にもつながります。
整体でできること/できないこと
整体では、薬の処方や医療的な検査は行えませんが、姿勢や動作のクセ、筋膜の緊張、関節の可動性などを丁寧に確認し、体の使い方を整えるサポートをすることができます。逆に、強い痛みの原因が骨折・炎症・神経疾患である可能性がある場合は、まず医療機関での検査を優先していただくようご案内しています。当院では「できること/できないこと」を明確にしながら、整体でサポートすべき部分に集中するようにしています。
当院の考え方・検査ポイント・セルフケア支援
当院では、肩だけを施術するのではなく、骨盤や肋骨、肩甲骨の動き、呼吸の深さなどを確認しながら、肩こりが起こりやすい体のクセを探していきます。施術では筋膜の張りをやわらげつつ、姿勢や呼吸が整いやすい状態をつくることを重視しています。また、ご自宅で簡単に行えるセルフケアも一人ひとりに合わせてお伝えし、日常生活での負担が減るようサポートしています。
再発しにくい体を作るためのサポート内容
肩こりは一時的に軽くなっても、生活習慣が変わらなければ戻りやすい傾向があります。当院では施術後の指導として、座り方・呼吸の整え方・肩甲骨のエクササイズなど、日常で取り入れやすい改善ルーティンをご紹介しています。姿勢や体の使い方が定着していくほど、肩こりが繰り返されにくい体に近づくことができます。
お悩みの方は、荒川区・文京区 整体oasisへ
なぜ当院で改善できるのか? その理由は、当院のアプローチ方法にあります。
「どこへ行っても改善しなかった…」そんな方こそ、一度ご相談ください。
お電話ならすぐにご予約の空き状況をご案内できます。
LINEからは24時間いつでもお気軽にお問い合わせできますので、ぜひご利用ください!


この記事を書いた人
廣瀬 知志
荒川区・文京区にある整体oasis(オアシス)では、初めてのお客様に、当院にお身体をあずけられるか判断していただくため、初回のお試し価格をご用意しています。
どのコースを選べばよいか迷われる方は、お気軽にご相談ください。お身体の状態を確認し、改善までの期間や、費用感などもおうかがいしながら、最適な計画をご提案します。