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首こりがつらい原因と今すぐできる改善策|整体師が教える根本対処と予防ポイント
首こりとは?まず押さえておきたい症状とメカニズム

首こりという言葉は日常でもよく聞かれますが、実際には「首の筋肉が硬くなること」だけでは説明しきれません。筋膜のねじれ、関節の可動性の低下、神経まわりの緊張など、いくつかの要素が重なることで、重だるさやこわばりにつながるケースが多いです。当院では、首だけを見るのではなく、背骨・骨盤・胸郭など体全体のバランスを含めて確認しながら状態を捉えていきます。
首こりの定義:筋肉・筋膜・関節・神経のどこで問題が起きているのか
首こりは、筋肉の張りだけでなく、筋膜の滑りが悪くなること、関節の動きが偏ること、神経が敏感になることなど、複数の要因が組み合わさって起こります。特に僧帽筋や肩甲挙筋、胸郭まわりの筋肉がこわばると、頭を支える負担が増えやすく、首の後ろに違和感が出る人もいます。また、胸郭・肋骨の動きが硬くなると、首に負担が集まりやすくなることも指摘されています。
よくある症状
首こりに悩む人からは、重い・張る・こわばるといった訴えが多く寄せられています。動かしづらさを感じる場合や、頭の付け根が詰まるような感覚を覚える人もいます。また首まわりの緊張が続くと、肩の張りや後頭部の痛みにつながるケースもあります。当院でも、頭痛をきっかけに来られる方が少なくありません。
どんな人に起こりやすいか
デスクワークでパソコンを見る時間が長い人や、スマホを長時間使う人は首こりが起こりやすいです。頭が前に出る姿勢が続くと、首の筋肉が常に引っ張られた状態になり、こり感が蓄積しやすくなるためです。ストレートネックの傾向がある人、呼吸が浅くなりやすい人、夜の休息が不足しがちな人では、首の緊張が抜けにくいという特徴もあります。当院では、姿勢・胸郭の硬さ・肩甲骨の動きなども合わせて確認し、どこで負担が溜まっているのかを丁寧に探っていきます。
首こりの主な原因

首こりは「長時間同じ姿勢でいるから」だけでは説明しきれません。生活習慣・姿勢・筋肉の使い方、そしてストレスなどが重なり、少しずつ負担が蓄積していくケースが多いです。当院では、首だけでなく全身のバランスを見ながら原因を探ることを大切にしています。
姿勢の乱れ:猫背・巻き肩・前傾姿勢
デスクワークで前のめりになりやすい人や、肩が内側に入りやすい人は、首の後ろ側の筋肉が常に引っ張られやすい状態となっています。猫背や巻き肩は胸郭の動きを妨げ、呼吸が浅くなることで首周辺の緊張を強めることもあります。当院では胸郭の硬さや肋骨の動きを確認し、首だけにアプローチしないよう心がけています。
首の筋肉の使いすぎ/使わなさすぎ
人によっては、首の筋肉を過剰に使いすぎることで張りが強くなる場合もあれば、反対に筋力不足によって支えられず、こり感が出やすくなることもあります。特に僧帽筋の上部ばかりが働きやすい人は、首の付け根が詰まるような感覚が出やすい傾向があります。当院では、肩甲骨の可動性や背中の筋肉とのバランスを触診し、どの筋肉が働きすぎているかを丁寧に見極めています。
ストレートネック・胸郭の硬さ
スマホ首として知られるストレートネックは、頭の位置が前にずれやすく、首への負担が大きくなると言われています。また胸郭が硬い人は、肩と首で呼吸を代償しやすく、首こりが慢性化しやすいです。当院では呼吸の状態を確認し、胸郭の可動性を整える施術を組み合わせています。
目の疲れ・ストレス・睡眠不足
首こりは、筋肉だけでなく自律神経の影響を受けることもあります。目の酷使、精神的な緊張、睡眠不足が続くと、肩や首の筋肉が無意識にこわばりやすくなります。日常の小さな疲労が積み重なっているケースも多いため、生活習慣の見直しも大切です。
右左どちらかだけ痛むケースの背景
片側だけに首こりが出る場合、利き手の使い方・カバンの持ち方・噛みぐせなどの左右差が関係していることもあります。当院では立位・座位の姿勢や歩き方なども観察し、どちら側に負担が蓄積しているかを全身から読み取るようにしています。左右差を整えるセルフケアも、再発予防には欠かせないポイントです。
今すぐできる首こり対処法

首こりがつらい時、「少しでも楽になりたい」と思うことが自然だと思います。ただ、いきなり強くほぐしたり、勢いよくストレッチしたりすると、かえって負担が増える場合もあります。当院では、まず“体が受け入れやすい刺激”から始めていくことをおすすめしています。ここでは、自宅や職場で無理なく取り入れやすい対処法をまとめました。
自分でできる応急ケア:温め/軽いストレッチ/ほぐし
「今つらい…」という時は、温めることで血流が整いやすく、筋肉のこわばりが緩みやすくなります。蒸しタオルやカイロを首の後ろだけではなく“肩〜肩甲骨の間”にも当てると、より広い範囲の緊張がゆるみやすくなります。ストレッチは、反動をつけずに呼吸を合わせて行うことがポイントです。特に胸の前をゆるめるストレッチは、首こり緩和に効果が期待できます。
姿勢改善:モニターの高さ・椅子・机の見直し
首こりの背景には、環境の影響が大きいことも知られています。
「モニターが低い → のぞき込む姿勢 → 首へ負担」
という流れはよく起こります。
画面は“目線と同じ高さ”が目安です。椅子は、骨盤が立ちやすい座面の硬さや高さが大切で、深く座り、背中を丸めすぎないよう意識するだけでも首の緊張がやわらぎやすくなります。
当院の施術でも、骨盤・背骨・胸郭のバランスを整えることで座位姿勢が安定しやすくなるため、結果的に首への負担が減りやすくなります。
デスクワーカー向けの1分ルーティン
当院では「1分だけでよいので、こまめに体を動かす」ことを推奨しています。
例としては、
・肩甲骨を前後に3回ずつゆっくり動かす
・胸を開くストレッチを数回
・軽く深呼吸して胸郭を広げる
こうした小さな動きでも、長時間座りっぱなしによる負担を軽減することができます。
スマホ首を防ぐコツ
スマホを見る角度が10〜20度変わるだけで、首への負担が大きく変わります。持つ位置を少し高くし、顔を下げすぎないようにすることがポイントです。片手で長時間操作する癖がある人は、肩の左右差にもつながりやすいため注意が必要です。
日常で避けるべきNG習慣
バッグを片側の肩ばかりに掛ける、片腕だけで作業する、長時間のうつむき姿勢などは、首への負担が偏りやすくなります。当院では、来院時に全身のクセを確認し、左右差の改善を意識したセルフケアも提案しています。
整体でできること・できないこと

首こりに悩む方の中には、「整体では何をしてくれるの?」「病院とは何が違うの?」という疑問を持つ人が少なくありません。整体の役割と限界を理解しておくことで、より納得して体のケアに取り組みやすくなります。当院でも、できること・できないことを明確にしながら、利用される方が安心して相談できる環境を大切にしています。
整体の役割:筋膜調整・姿勢評価・胸郭/肩甲骨の可動性改善
整体の大きな特徴は、薬や電気ではなく「手」によるアプローチです。筋膜の緊張を穏やかにゆるめ、関節が動きやすくなるよう働きかけることで、本来の体のバランスに近づけていきます。
当院では、首だけを見るのではなく
・姿勢(骨盤〜背骨のつながり)
・胸郭の動き
・肩甲骨の可動性
・呼吸の状態
なども合わせて確認し、体全体の癖を把握していきます。これにより、首に負担がかかる“根っこ”の部分を見つけやすくなるため、整体の価値がより発揮されると考えています。
電気治療/薬ではなく、手技による調整の意味
整体では電気や薬を使わないため、「強い刺激が苦手な方」「自然なアプローチを好む方」に向いているとされています。特に当院では、グイグイ押すような施術ではなく、筋膜の滑走性を高めたり、関節が本来の動きを取り戻しやすいようサポートする手技を中心に行っています。
手技によって体が受け入れやすい刺激が入り、呼吸が深まりやすくなると、緊張がゆるみやすくなります。
期待できる効果
整体を受けた方からは、
・首や肩の重だるさがやわらぐ
・姿勢が整いやすくなる
・胸が開いて呼吸がしやすい
・頭が軽く感じる
などの声をいただくことがあります。ただし、これは個人差があり、状態や生活習慣によって変わります。
当院では、施術後にセルフケアや姿勢のポイントも併せてお伝えし、「来院後の時間も改善につながりやすい」状態作りを意識しています。
整体でできない医療行為
整体では、医学的な診断(病名の決定)や投薬、画像検査、手術などは行えません。
これらは医療機関の領域であり、必要があれば当院でも病院の来院をすすめるケースがあります。
しびれが強い、めまいが続く、事故後の痛み、発熱を伴う症状などは、医療機関で確認した方がよいと言われています。
当院の施術方針(姿勢検査・筋膜・骨盤調整など)
当院では、痛みのある部分だけを触るのではなく、
・立位・座位姿勢のチェック
・胸郭と肩甲骨の連動性
・骨盤〜背骨の軸
・筋膜のつながり
などを丁寧に確認し、施術の方向性を決めていきます。
施術では、筋膜調整・関節の可動性アプローチ・呼吸の改善などを組み合わせ、無理のない範囲で体全体のバランスを整えていくことを大切にしています。
病院に行くべき首こりの症状&長期的な予防習慣まとめ

首こりは日常の姿勢や生活習慣の影響を強く受けますが、なかには整体だけでは対応できず、医療機関での確認を行った方がよいケースもあります。「ただの首こりだと思っていたら、実は別の問題が隠れていた」という状況を避けるためにも、見逃さない方がよいサインを知っておくことが大切です。当院でも、体の状態を確認しながら、必要に応じて医療機関の来院をすすめる場合があります。
来院の目安になるサイン
首こりに加えて
・倦怠感が強い
・手のしびれ
・めまい
・吐き気
といった症状が続く場合は、整体の範囲を越えている可能性があります。また「強い痛みが何日も引かない」「交通事故後から痛みが残っている」などのケースも、医療機関へ相談した方が安心です。
当院では施術前に体の状態を丁寧に確認し、整体で対応できる範囲かどうかを見極めながら案内しています。
何科に行けばいい?
医療機関を選ぶ際は、
・整形外科:首の構造的な問題(骨・関節・神経)を確認したい場合
・神経内科:しびれ・脱力・めまいが続く場合
などが一般的です。
必要に応じてMRIやレントゲンで状態を確認できるため、原因の切り分けに役立つことがあります。
再発しにくい体づくり:姿勢・睡眠・呼吸・ストレッチ
首こりは、改善しても元の生活に戻ると再発しやすいです。
そのため、日常でできる“長期的な整え方”がとても重要になります。
当院では、
・骨盤〜背骨が安定しやすい座り方
・胸郭が動きやすい呼吸の習慣
・肩甲骨の可動性を保つ軽いエクササイズ
・就寝前のストレッチ(胸・首の前側など)
などを提案し、施術後の状態を維持しやすい体づくりをサポートしています。
睡眠の質も首の回復に影響するため、枕の高さや寝る姿勢の見直しも有効となります。
まとめ:無理に我慢せず早めにケアを
首こりは“放っておけば勝手に良くなる”というよりも、日常のクセが積み重なって起こることが多いです。
そのため、違和感を覚えた段階でケアを始める方が、体の負担を軽くしやすくなると考えられています。
当院では、検査→施術→セルフケア→生活のアドバイスという流れで、無理のない改善をサポートしています。状態に不安がある場合は、我慢し続けず早めに相談されることをおすすめします。
お悩みの方は、荒川区・文京区 整体oasisへ
なぜ当院で改善できるのか? その理由は、当院のアプローチ方法にあります。
「どこへ行っても改善しなかった…」そんな方こそ、一度ご相談ください。
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この記事を書いた人
廣瀬 知志
荒川区・文京区にある整体oasis(オアシス)では、初めてのお客様に、当院にお身体をあずけられるか判断していただくため、初回のお試し価格をご用意しています。
どのコースを選べばよいか迷われる方は、お気軽にご相談ください。お身体の状態を確認し、改善までの期間や、費用感などもおうかがいしながら、最適な計画をご提案します。