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尾てい骨 痛いときに読むべき原因と対処法|座ると痛む・骨に異常なしのケースも解説
目次
1.尾てい骨が痛いのはどんな状態?まず押さえたい基礎知識

「尾てい骨痛」と呼ばれる症状の範囲について
「尾てい骨 痛い」と感じる時、人によって表現がかなり違うようです。
・座るとピンポイントで響くように痛い
・立ち上がる時にズキッとくる
・仰向けで寝ると落ち着かない
こんな声を聞くことが多く、尾てい骨そのものの違和感だけでなく、その周囲の筋肉や靭帯の緊張が影響しているとも考えられています。
実際に来院される方の中には「骨が悪いのかも」と不安になる方もいますが、触ってみると骨ではなく周囲の組織が硬くなっているケースもしばしばあると言われています。
骨だけではなく筋肉・靭帯・炎症が関係することも
「これって骨の痛み?それとも筋肉?」と疑問になる方も多いのですが、尾てい骨の周囲には小さな筋肉・靭帯・筋膜が複雑に重なっています。
転倒や長時間の座り姿勢、または骨盤が後ろへ傾くクセによって、その組織に負担がかかり、炎症・圧迫・血流低下を招くこともあるとされています。
私たちの院ではまず姿勢や座り方、骨盤がどの方向に倒れているかを細かく検査し、ストレスがかかりやすいポイントを一つずつ確認する流れを大切にしています。(※改善を断定せず説明ベースで)
急性と慢性、痛みの背景が違う場合も
転倒してから急に痛みが出た方は「急性」、
座りっぱなしで徐々に痛くなってきた方は「慢性」。
同じ尾てい骨の痛みでも背景はまったく違う印象です。
特に慢性的な痛みの場合、尾てい骨だけでなく股関節の硬さ・腰の筋緊張・骨盤底筋の弱さが関与していると言われており、当院でも周囲の関節や呼吸の深さまで確認しながら施術するように意識しています。
「レントゲンで異常なし=問題なし」ではないことも
「レントゲンで異常ないと言われたのにまだ痛い」
そう相談される方が少なくありません。
画像で異常がなくても、筋膜の張り・姿勢の偏り・尾てい骨への圧力が残っていると不快感は続きやすいと言われています。
だからこそ、骨だけでなく体全体の使い方や再発しにくい座り方まで含めて考えることが大切なのだろうと思っています。
2.尾てい骨が痛い原因|考えられる代表パターンを整理

長時間座り続けることで負担が蓄積する場合
「仕事で座りっぱなしなんです」「運転していると痛くなる」
そんな声がよく聞かれます。尾てい骨は座面に近い位置にあるため、体重のかかり方によっては集中的に圧がかかることがあると言われています。
しかも座り姿勢が崩れやすい人は、骨盤が後傾し、尾てい骨が地面へ押し付けられる角度になりやすいとされています。
当院ではまず“どの姿勢の時に痛みが強まるか?”を細かく聞き取り、座面の硬さ・座る位置・体重の乗せ方まで観察しながら改善の糸口を探すようにしています。
転倒やぶつけた後の痛み(外傷)
・しりもちをついた
・子どもを抱いて勢いで倒れた
・自転車で段差に乗り上げた
そんな後から痛みが続くケースも耳にすることがあります。
骨そのものに強い衝撃が入った可能性、もしくは靭帯や筋組織の損傷が考えられると言われており、急性の痛みは慎重な見極めが必要になります。
当院では炎症が疑われる場合は強い刺激は避け、まずは硬さをとるよりも患部に負担をためない姿勢指導やクッションの使い方を優先する流れを意識しています。
姿勢のクセ・骨盤の傾きが影響している可能性
「普段から座ると猫背になる」「片側に体重をかけてしまう」
こういった習慣が積み重なると、尾てい骨周辺に慢性的なストレスがかかってしまうとも言われています。
特に骨盤の後傾が続くと、尾てい骨が椅子に直接触れやすくなり、痛みや違和感が出やすい印象です。
当院では骨盤の向き・呼吸の深さ・臀部の緊張を同時に確認し、その場しのぎでなく再発しづらい土台づくりを大切にしています。
産後に痛みが出る方もいると言われている
妊娠・出産では靭帯がゆるみ、骨盤が広がりやすい状態になると言われています。
「産後から尾てい骨周りがずっと気になっている」
そんな相談が珍しくありません。
産後特有の姿勢の変化(抱っこ・授乳の前傾姿勢)、睡眠不足による筋緊張、運動量の低下など、理由がいくつも重なることがあると言われています。
当院では産後の骨盤の動き・腹圧の入り方・負担の分散を確認しながら、日常生活に合わせたケア提案を行うようにしています。
3.自宅でできる対処&セルフケア5選

① 座り方を少し変えるだけでも負担が軽くなると言われている
「姿勢を変えるだけで尾てい骨の違和感がラクになることがあるらしいよ」
そんな話を患者さんとすることが多いです。
柔らかいソファは沈み込みやすく、骨盤が後ろに倒れやすいため、結果的に尾てい骨へ圧が集中しやすいとされています。
硬めの椅子に浅く座るか、背中が丸くなり過ぎない位置にタオルを挟むなど、少し工夫するだけで座りやすさが変わると言われています。
② クッションを使って体重の逃げ道を作る
「ドーナツ型クッションってどうなんだろう?」
そう聞かれることがあります。尾てい骨を直接支えず、左右の坐骨で支える形になるため、痛みのある部分にかかる圧を減らせる場合があると言われています。
ただ、使い方によっては体の重心が偏り、別の場所に負担が移ることもあるため、当院では座面の高さ・クッション位置・体重の乗り方まで一緒にチェックする流れを大事にしています。
③ お尻・股関節まわりのストレッチで巡りを補助する
「固まってる感じがある」「立つと少し楽」
そんな方は筋肉の緊張が背景にあるかもしれません。
お尻周辺の筋肉(大臀筋・梨状筋など)が硬いと、尾てい骨へ引っ張る力がかかりやすいとも言われています。
仰向けで膝を抱えるストレッチや、座ってお尻の筋肉をゆっくり伸ばす動きは試しやすい方法のひとつです。
④ 温めて血流をサポートする習慣
冷えや筋緊張が強いと違和感が長引きやすいという声もあります。
入浴やホットパックで仙骨まわりを温めると、循環が整いやすく動きやすさにつながる可能性もあると言われています。
ただし腫れ・強い炎症が疑われる時は避けることが望ましいため、その見極めは慎重に行う必要があります。
⑤ 呼吸を深くし、骨盤底筋を使いやすい状態に整える
当院の施術では、呼吸と腹圧の入り方にも着目します。
尾てい骨の痛みと聞くと局所ばかり意識しがちですが、骨盤底筋や体幹が働きにくいと座る時の衝撃を受け止めにくいと言われています。
ゆっくり鼻から吸って、お腹の奥がふわっと広がる感覚を意識すると、姿勢を支える筋肉が働きやすい印象があります。
4.病院へ行くべき症状と検査の流れ

「様子見で大丈夫?」と迷った時の判断材料に
尾てい骨の痛みは、しばらくすると落ち着くこともありますが、いつまでも引かないと不安になってくるものです。
来院される方の中にも
「我慢してたけど、正直そろそろ限界かも」
と相談される方がいますし、その気持ちはとても自然なことだと思います。
ただ、以下のようなサインがある場合は、一度医療機関で状態を確認した方が良いと言われています。
・転倒や強い衝撃があり、その後ずっと痛い
・足のしびれや感覚の違和感がある
・夜に疼いて眠りにくい
・腫れや熱をともなう
・痛みが数週間以上続く
もちろん全てが危険というわけではありませんが、骨折・炎症が背景にある場合は医師の判断が必要になることもあるとされています。
病院ではどんな流れで調べることが多い?
いざ病院へ行こうと思っても「どんなことをするんだろう?」と不安になりますよね。
一般的には以下のような流れになることが多いと言われています。
- 問診(いつから痛い?どんな姿勢が辛い?)
- 視触診(炎症や圧痛の度合いを確認)
- レントゲンやMRI(骨・軟部組織の状態を確認)
ここで大きな異常がなかった場合、湿布や痛み止めで経過観察になることもあります。
ただし、レントゲンで写らない筋膜の緊張や骨盤の傾きが残っている場合は、痛みが続くという声も実際にあるようです。
医療と整体、それぞれの役割を分けて考えると選択がしやすい
医療機関は 重篤な原因の除外・骨の状態の把握 が得意とされています。
一方、当院のような整体では 姿勢のクセ・筋膜の張力・骨盤周囲の使い方 を見て、再び痛みが出にくい体の使い方へ導くサポートをしていく役割があります。
「病院で異常なしと言われたけど、なんだか落ち着かない」
そんな時、両方を併用しながら整えていく方法もあると感じます。
痛みだけでなく「負担のかかり方」まで見るスタンス
尾てい骨の違和感を抱えて来院される方と話していると、「ここだけが問題だと思ってた」と言われることがよくあります。
ただ実際には、尾てい骨単体ではなく 姿勢・座る癖・骨盤の角度・呼吸の深さ が影響していることも少なくないと言われています。
そのため当院では、痛む場所への施術だけでなく、負担がどこから来ているのかを丁寧に探りながら進める流れを意識しています。
当院で行う検査とアプローチ例
まず姿勢を横・前・後ろの3方向から確認し、骨盤の傾きや重心の偏りをチェックします。
そのうえで臀部筋・骨盤底筋・背骨の動きに触れ、どの部位が働きづらくなっているかを探していきます。
・尾てい骨への圧を減らす座位指導
・筋膜リリースで張りをほどく試み
・インナーの使い方を呼吸とセットで見直す
・再発しにくい生活動作の提案
こんな形で、目の前の症状だけにとどまらず 「改善しやすい環境づくり」 を目標にサポートしていくイメージです。
ゴールは“痛みが戻りにくい体の使い方”へ導くこと
整体というと「押してもらうと楽になる」という印象が強いかもしれませんが、それだけでは戻りが早いと感じる方もいます。
当院では施術を通じて姿勢保持のコツや力の入り方を再学習していただき、「日常生活でも負担が溜まりにくい状態を目指す」という方針を大切にしています。
人によって経過はさまざまですが、
・クッションの位置
・呼吸の深さ
・座る角度
・歩くリズム
こういった細やかな調整が積み重なることで、変化を体感しやすいとも言われています。
お悩みの方は、荒川区・文京区 整体oasisへ
なぜ当院で改善できるのか? その理由は、当院のアプローチ方法にあります。
「どこへ行っても改善しなかった…」そんな方こそ、一度ご相談ください。
お電話ならすぐにご予約の空き状況をご案内できます。
LINEからは24時間いつでもお気軽にお問い合わせできますので、ぜひご利用ください!


この記事を書いた人
瑞慶山 良二
荒川区・文京区にある整体oasis(オアシス)では、初めてのお客様に、当院にお身体をあずけられるか判断していただくため、初回のお試し価格をご用意しています。
どのコースを選べばよいか迷われる方は、お気軽にご相談ください。お身体の状態を確認し、改善までの期間や、費用感などもおうかがいしながら、最適な計画をご提案します。