荒川院へのご予約
グロインペイン症候群とは
グロインペイン症候群の症状には、次のようなものがあります。
- 脚の付け根が痛い
- 全力疾走や素早いターン、キックをすると脚の付け根が痛む
- 歩いたり、階段を昇り降りするときに脚の付け根が痛む
- 起床時に脚の付け根が痛んだり、こわばる感じがする
- スポーツの練習中や練習後に脚の付け根が痛む
- 脚の付け根の痛みでスポーツに参加できない
グロイン（Groin）とは脚の付け根を意味する言葉です。
グロインペイン症候群とはその名の通り、脚の付け根やその周辺に痛みを感じる疾患です。
一般的な原因として筋肉や腱の損傷で発生しますが、ヘルニアや股関節炎、骨折などさまざまな疾患が原因となり起こる可能性があります。
グロインペイン症候群の原因について
グロインペイン症候群の主な原因は筋肉や腱、靭帯の損傷です。
脚の付け根にある筋肉や組織が炎症を起こし、「肉離れ」のような状態になり、血行の悪さから酸欠が生じ、痛みを感じるようになります。
特に太ももの内側や股関節をよく使うときに起こりやすく、全力疾走や急な方向転換、キックなどを頻繁に行うスポーツではリスクが高まります。例えば、サッカーや陸上競技、バスケットボール、ダンスなどが該当します。
しかし、この痛みはアスリートだけでなく、さまざまな生活スタイルの人に起こる可能性があります。
痛みの原因は多岐にわたり、けがの直後にすぐ感じることもあれば、数週間や数カ月後に徐々に現れることもあり、痛みを我慢しスポーツを続けると、悪化することがあります。
また、まれに泌尿器系や婦人科系の病気、ヘルニア、胃腸の問題が痛みの原因となることもあり、注意が必要です。
整体oasisのアプローチ
症状を改善するためには原因を特定することが必要です。その原因を探るために当院ではカウンセリングと検査に力を入れています。的確に原因を特定し、筋肉、骨格、神経、習慣、栄養、運動と包括的にアプローチします。
当院ではグロインペイン症候群に対して、以下の施術を行うことで根本的な改善をしていきます。
整体oasisの専門的アプローチ
股関節周囲の筋肉への施術
スポーツ活動などで脚の付け根に痛みを感じる方の多くは、股関節周囲の筋肉や組織が炎症を起こし、肉離れのような損傷によって硬く短縮している状態がよく見られます。
この硬くなった筋肉や組織に対して施術を行うことで、股関節の動きをスムーズにし、可動域を広げるとともに、血行不良や酸欠状態を改善することができます。
その結果、痛みを軽減することが可能です。
股関節周囲の神経への施術
股関節周囲には、大腿神経や外側大腿皮神経など、複数の神経が通っています。
これらの神経の滑走性が損なわれると、痛みの原因となることがあります。
施術を通じて、股関節周囲の神経とその周囲の組織の柔軟性を高めることにより痛み症状の改善を図ります。
セルフケアやエクササイズのご提案
自宅でできるストレッチやマッサージなどのセルフケアは、症状の緩和や再発防止に非常に効果的です。
専門的な検査を行い、症状に合わせた最適なセルフケアをその都度ご提案いたします。
グロインペイン症候群はスポーツ活動における筋肉や腱、靭帯の損傷が主な原因です。
外傷による急性の痛みを感じた場合は、まずスポーツを中止し炎症を抑えることが重要です。
また、まれに内科的な問題が原因で痛みが生じることがあるため、その場合はすぐに医師の診察を受けることをお勧めします。
この症状は、スポーツを楽しむ方やアクティブなライフスタイルを送る方にとって大きな支障となる問題です。
しかし、正しい知識と対策を講じることで、症状を軽減し、予防することができる可能性があります。
もし脚の付け根に痛みがある場合は、ぜひ当院にご相談ください。