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SLAP損傷とは

SLAP損傷

SLAP損傷は肩関節唇の損傷です。肩関節唇とは、肩関節の受け皿(関節窩)を囲むリング状の軟骨のことです。

SLAPとは、関節唇の上方、前方および後方を意味しています。

関節唇の上方には力こぶの筋肉(上腕二頭筋)の腱が付着しますが損傷の範囲がこの付着点の前方から後方まで広がり、損傷の度合によっては上腕二頭筋の腱にまで及ぶこともあります。

 

SLAP損傷の症状

SLAP損傷 症状

SLAP損傷の一般的な症状は、他の様々な肩関節の障害と類似しており、以下のようなものがあります。

✓腕を上にあげた際に肩が痛む

✓肩を動かした際に引っ掛かり感がある

✓肩を動かした際に「ポンポン、カチカチ」と音が鳴る

✓肩の痛みや引っ掛かり感に伴って肩の可動域が減少する

✓肩が「外れそう」な感覚や不安定感を覚える

痛みの部位は一般的に肩の前面に現れますが、損傷の範囲が上腕二頭筋にまで及ぶと肩から腕にかけて痛みが広がることがあります。

 

SLAP損傷の原因と病態

SLAP損傷 原因2

SLAP損傷は肩関節の内部で肩関節唇という軟骨が関節窩という骨から剥がれる様に分離し、肩の痛みや不安定感を引き起こす損傷です。

 

SLAP損傷 原因

肩関節は腕の先端にあるボール(上腕骨頭)と受け皿(関節窩)で構成されます。

肩関節唇とは、受け皿(関節窩)を囲むリング状の軟骨のことです。

SLAPとは関節唇の上方、前方および後方を意味しています。

関節唇の上方には力こぶの筋肉(上腕二頭筋)の腱が付着しますが損傷の範囲がこの付着点の前方から後方まで広がり、場合によっては上腕二頭筋の腱にまで及ぶこともあります。

 

SLAP損傷は4つのタイプに分類されています。

SLAP損傷 分類

TypeⅠ:関節唇上部の摩耗による損傷。加齢による関節唇の弱化により生じます。

TypeⅡ:関節唇上部と上腕二頭筋(力こぶの筋肉)腱が関節窩から剥がれる様に損傷する。

SLAP損傷では最も一般的な病態で全体の55%はこのタイプⅡが占めます。

TypeⅢ:上腕二頭筋腱の関節窩への付着部はそのままの状態で、関節唇がバケツの柄の様に剥がれ、損傷している

TypeⅣ:損傷の範囲が関節唇及び上腕二頭筋腱にまで及ぶもの

 

SLAP損傷 投球

多くのSLAP損傷はスポーツによる肩関節の酷使により生じます。

野球の投球動作の反復やテニスやバレーボール、水泳、ウェイトリフティングなど頭上での動作が多いスポーツが原因として挙げられます。

 

SLAP損傷 店頭

その他、転倒し腕を伸ばしたまま地面に手を着く、重いものを持ち上げるなどの外傷や加齢による関節唇の弱化により起こることがあります。

肩関節の脱臼に伴って他の軟骨、靭帯損傷と併発する場合もあります。

 

SLAP損傷への施術

 

SLAP損傷 施術

SLAP損傷とその他の原因による肩痛とはX線やMRI等の画像診断で鑑別することが出来ます。

損傷の度合や上記で説明した損傷の種類によっては手術が必要になることがあります。

外傷の有無に関わらず肩の痛みや不安定感を感じる方はまず、病院を受診してお医者様の指示を仰ぐことをお勧めします。

お医者様による処置が一通り終わった上で肩の痛みや不安感が残存する場合は整体で症状を改善できる可能性があります。

肩関節周辺の過剰収縮を起こした筋肉や、癒着といって隣接する組織同士の摩擦抵抗力が増加し機能が低下している箇所に施術を行うことによって症状の改善をすることが出来ます。

また、多くの場合は肩関節の機能を改善するために弱化した筋肉の強化を行う必要があります。

検査の上、その人に合ったエクササイズをご提案させていただきます。

 

最後に

SLAP損傷はアスリートに多いケガですがその他の外傷や加齢によっても発生する可能性があります。

外傷の有無に関わらず肩の痛みや不安定感を感じる方はまず、病院を受診してお医者様の指示を仰ぐことをお勧めします。

お医者様による処置が一通り終わった上で肩の痛みや不安感が残存する場合は整体で症状を改善できる可能性があります。

上記の内容を読んで、心当たりのある方はぜひ、当院へご連絡ください。

 

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